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マズ飯エルフと遊牧暮らしのあらすじやネタバレを書いています(感想もあり)

マズ飯エルフと遊牧暮らし

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル マズ飯エルフと遊牧暮らし
原作・漫画 大間九郎 ワタナベタカシ
出版社 講談社

怪我で競技を断念し、野球部の
マネージャーとして包丁を振るう、
鈴木サブロー。

しかし彼は学校の食堂を出たところで、
何の前触れもなく異世界に飛ばされ、
命懸けの料理をすることに……。

異世界人と人間界の人々の
「ビックリポイント」を、
巧みに融合させ、

おいしいということの素晴らしさを
明るく爽やかに全面に出した、
新感覚異世界料理漫画です。

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マズ飯エルフと遊牧暮らしのあらすじ紹介

怪我で野球は断念したものの、
料理がとにかく好きで
皆にも振る舞う少年、サブロー。

しかし彼は唐突に異世界に飛ばされ、
草原エルフに助けられますが、
そこは料理が壊滅的な上に、

食材を粗末にしたら即処刑という
超シビアな掟がありました。

しかし、家庭料理のみならず、
海外の料理にまで精通するサブローは、
その卓越した技術と情熱で、

食事が苦痛だったエルフさんたちに
おいしいを伝えていくのでした。

事実サブローが作る料理は、
馴染みの薄かったエルフさんたちにも
実に大ウケであり、

いつしかサブローは
「金の両手」といったあだ名すら
付けられるようになるのでした。

マズ飯エルフと遊牧暮らしのネタバレと今後の展開は?

もの凄い怪我をしてしまったため、
野球を断念しマネージャーになった、
鈴木サブロー。

もっとも彼の特技は料理。

学校の食堂を使って、
皆のためになるようなものを
作るのが好きというタイプの、

スキルの高い少年でした。

しかし食堂のおばちゃんが、
キャベツが切れたと言うので、
うっかり包丁を持ちつつ、

外に出たサブローはその直後、
得体も知れないような異世界に
飛ばされてしまったことを知ります。

野球部のユニフォームを着たままの
蓄えもない状態でさまようこと三日、
サブローはついに倒れてしまいますが、

そんな彼を日本の方言と
標準語を扱うエルフさんたちが
助けてくれました。

「草原エルフ」のカラカラ族と、
自らを名乗るエルフさんたちは
早速お腹を空かせたサブローに、

料理を振る舞ってくれますが、
それは彼の想像をこえた
とんでもない代物でした。

無造作に切った肉を投入し、
一切のアクを取らず、さらには
野菜も下処理皆無で放り入れ、

そのまま小麦粉を追加で入れ、
完成させるという代物で、
とても食事には見えません。

もしかすると魔法の力で
おいしくなっているかもと、
淡い期待をかけるサブローですが、

強烈なまずさに打ちのめされ、
しかも他のメニューは、
一切ないと聞かされることに。

そこでサブローは実力を活かして、
自力で料理をすることにしますが、
実はこの部族には超シビアな、

食にまつわるルールがあり、
そのためにサブローの身も
危うくなってしまうのでした。

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マズ飯エルフと遊牧暮らしの読んでみた感想・評価

オーソドックスな料理系の
異世界転生ものかと思いきや、
状況がとにかくシビアで、

でもお別れもし辛く、的な、
本当の意味での「必死さ」が
待っている異色作です。

本作に関しては何と言っても、
異世界にかっ飛ばされた
サブローがしんどい点に尽きます。

車に飛ばされていない分、
まだマシとは言えるかも知れませんが、
何の準備もなく異世界入りし、

助けてくれたエルフさんたちは、
生活のこともあってやたらと
掟が厳しいという状況。

単刀直入に言って、手が込んでいる分、
料理作りにしくじれば、
処刑されかねない局面ですが、

サブローはプロの料理人でもなく、
まだ学生だったりするんですね。

こうやって並べてみると
絶望的な状況なのですが、サブローは、
実に前向きな上にテクが凄く、

またエルフさんたちもいい人なので、
妙な重圧を感じずに済むのもいいですね。

実際サブローの作る料理は
素晴らしくおいしそうであり、
私たちにとっては食べ慣れた料理でも、

雄大な自然の中で新鮮な食材を頂ければ、
未経験のおいしさがあるのではと
改めて食欲がわく思いでした。

そして忘れてはならないのが、
本作の画力の高さですね。

キャラ造形の素晴らしさはもちろん、
「普通」のお料理を「普通」に、
おいしく描き切るという、

難しいことがきっちりできているからこそ、
サブローの作る料理が、
心底おいしく感じられました。

マズ飯エルフと遊牧暮らしはこんな方におすすめな作品!必見

最近は異文化交流も実に盛んですが、
「想定の枠」をはるかに超えた異世界では、
もの凄い驚きがあるものです。

多くの作品では、異世界から来た方々は、
現代人間界のご飯のおいしさに驚きますし、
反対に異世界に転生した現代の人々は、

中世テイストが濃密な世界ならではの
シビアさや掟の厳しさに驚くことが、
非常に多いように思われます。

これはある種、「リアルさ」を求めた
結果なのだとも言えますが、
中世系世界の中でも縛りがキツく、

また族長と掟が絶対の遊牧系の
集合体に身を置くとどうなるかが
本作では描かれています。

「異世界おじさん」で垣間見える
「成分無調整」の異世界のキツさに
負けないぐらいのインパクトがあり、

ご都合主義ではない異世界ものを
満喫したい方にはオススメですね。

また、サブローを助けてくれた
エルフさんたちは明らかに、
いい人たちではあるのですが、

部外者にもえげつない厳格ルールを
そのまま通そうとしたり、
命懸けの場面で迂闊だったりします。

疑いようもなく素晴らしい仲間だが、
うかうか付き合ってると、
サクっと死にかねないという、

普通ではなかなか有り得ない危険性を
異世界ながらではの状況で
楽しめるのも魅力と言えるでしょう。

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