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ヨコハマ買い出し紀行のネタバレと感想です!結末ってどうなる?

ヨコハマ買い出し紀行

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ヨコハマ買い出し紀行
原作・漫画 芦奈野ひとし
出版社 講談社

気候変動によって海面が上昇し、
現在とは大きく環境が変わった未来の世界。

ロボットであるアルファが、
カフェを営みながらゆったりとした
時間の中でいろんな人や

モノやコトに出会いながら、
見て歩いてよろこぶ
とても優しい終末のお話です。

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ヨコハマ買い出し紀行のあらすじ紹介

地球温暖化の影響で、海面が上昇し、
多くの都市が水面下に沈んだ近未来。

三浦半島にある西の岬で
「カフェ・アルファ」を営
むロボットの初瀬野アルファが

今とは少し場所が変わった横浜まで
コーヒー豆を買い出しに行く所から
お話は始まります。

近所のカフェの常連客で
アルファのファンのおじさんや、
身内の少年タカヒロ

同じロボットである、
ココネや丸子との出会いながら、

近所の散歩をしたり、旅に出てみたり、

アルファの目線を通して、
今とは違った世界を眺めていく漫画です。

ヨコハマ買い出し紀行のネタバレと今後の展開は?

気候変動で大きな嵐や、
海面上昇の影響で主要な都市は姿を消し

人口もかなりの数を減らした
終末の世界です。

作中には巨大な植物(ヒマワリや柿)や
昔大きな道があった所には、

街頭のように夜になると光る木が
点在したり、

白い綿を被ったような人の形をした
水神さんと呼ばれる謎の
オブジェクトも含め

現在の世界には無いものが
あちこちに存在しています。

そして、地球の周りを飛び続ける
ターポンという飛行機も登場します。

その中にはアルファの前世代の
ロボットである子海石アルファと
数人の人間が搭乗しています。

もう降りることも、地上と通信することも
出来ない中で、ただ高い空から
地球を眺め大きな嵐による

都市の消滅などを
観測し続けています。

作中時間も確実に流れて行き、
お話が進むに連れ、
近くの海辺の崖が少しずつ削れていったり

アルファの店も一度台風で半壊し、
それが理由で旅に出ていた
時期もありました。

近所の少年のタカヒロも、
最初は子供だったのが、
物語終盤になると成人して

幼馴染の真月と違う都市へ
移住し子供をもうけたり、

おじさんや、お世話になった
ロボット専門のお医者さんも
出てこなくなったりと

確実に時間が流れ終末に
近づいていく世界が描かれています。

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ヨコハマ買い出し紀行の読んでみた感想・評価

ゆったりとした時間が流れ、
ときに切なくなる思いに
浸ることが出来ます。

未来を描いた終末のお話なのに、
とても懐かしい気持ちになれる
不思議な雰囲気を持った作品でした。

自然や背景の描写も丹念に描かれていて、
1ページのカラーの背景画は

それだけで一つの作品に
なっているほど素晴らしいです。

海面上昇による地形の変化も
しっかりと元の地形に沿って描かれていて

水没しことによる現実と作中での
その場所の生活の変化が見るのも
とても面白かったです。

また、登場人物たちが感じ取った、
空気のの匂いや風の音、
物を触った時の感触

作中いろいろなものを食べた時の
味や、出会った風景に対しての
色や他の感覚で表現した言葉などは

読んでいると五感に響いてきて、
作中の世界を体験したような
読後感がありました。

自分おおすすめ回は、
1話だけあったセリフ無しの
カラーの話です。

主人公が言葉を喋らず、
ただお散歩してたらスコールに
あっただけの話なのですが、

見事に五感にくる表現がされていて、

雨上がりのあとの背景も含めて
すごいすっきりした気分に
なれる回でした。

ヨコハマ買い出し紀行はこんな方におすすめな作品!必見

日々の慌ただしい生活に
ストレスを感じすぎたり、
疲れたりした方で

ゆったりと癒やされたい方に
おすすめの漫画です。

また、作中にいくつも登場する
謎のオブジェクトや
現象や時代背景も含めて、

これらは物語上、特別詳しく
語らえることがありませんでした。

ですので読了後、
想像や解釈の余地がたくさん広がります。

もともとSF作品にカテゴライズ
されているので、
そういった作品が好きな方や

考察したり謎解きするのが
好きな方にもおすすめです。

また、同じ雰囲気や世界観を持った
作品を上げると、
大石まさる先生の水惑星年代記や

同じ水の惑星で前述の作品に
インスパイアされて作られた、
天野こずえ先生のARIAがあります。

どちらも、背景となる世界の描写が
しっかりとされていて、
読み応えのある作品です。

ARIAに関しては、
こちらもヨコハマ買い出し紀行と同様に、
ゆったりとした優しい気持ちになれる

フィーリング系のSF作品に
なっているので、合わせて
ぜひ読んでもらいたい作品です。

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