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ラブラブエイリアンのあらすじとネタバレ!最終回が早く見たい漫画!

ラブラブエイリアン

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ラブラブエイリアン
原作・漫画 岡村薫
出版社 日本文芸社

とある女性専用アパートに
いきなり来訪してきたのは、
何とミニサイズの宇宙人。

しかしこの可愛い異星人たちは
何気に地球人を見下したり、
結構感情的だったりと、

なかなか「人間的」で……。

特徴的な容姿と性格を持った
宇宙からの来訪者たちと
超本音女子トークが交錯する、

他では見られないインパクトと
基礎力の高さが印象的な、
ドラマ化もされた傑作コメディです。

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ラブラブエイリアンのあらすじ紹介

とある街に存在する、
女性専用のアパート。

住人同士の仲も非常に良く、
また、女性しかいないという
気安さもあってか、

住人たちの女友達も
居候に来たりするような
人気物件です。

ところがある日突然、
ミニサイズの宇宙人たちが
船の不時着が原因で、

このアパートに居着くことに。

もっとも女性たちはかなりタフで、
時折宇宙人たちの便利な能力を
問題解決に活用したりしつつ、

自分たちは仕事場では出せない
「素」の姿で、本音トークを
満喫していくのでした。

ラブラブエイリアンのネタバレと今後の展開は?

彼氏の石川君と別れる流れになり、
女性専用アパートの一室で
泣いていた園美。

しかしそんな中、何の前触れもなく、
小さな飛行体が突っ込んできて、
部屋のガラスを割って入ってくると、

その物体の中からは、実にミニサイズな
宇宙人っぽい何かが登場しました。

友達の由日子も駆けつける中、
宇宙人たちは船が故障したため、
ここに滞在したいと言い出しました。

いきなりの申し出ですが、宇宙人たちは
瞬間的にバキバキに壊れたガラスを
簡単に修復してしまったので、

女性陣の話題は別れるという、
園美の彼氏、石川君の方に
移っていきました。

するとミニ宇宙人は、話題になっている
その人物をここに転送できると
言い出して、実際に瞬時に、

携帯端末でゲームをしていた
石川君をワープさせてきました。

しかし、揉めるかと思いきや
石川君は誰とも付き合わずに
帰りを待っていてくれと、

意外に男らしい言葉を述べて、
園美もそれを受け入れ、
一件落着となります。

しかし無関係なところで、話に
巻き込まれる形になった由日子さんには
ちょっとつまらない展開でもあり、

いきなり転送を食らった石川君は
またも宇宙人パワーを使った
イタズラに巻き込まれるのでした。

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ラブラブエイリアンの読んでみた感想・評価

ドタバタ系の物語かと思いきや
色々とズッシリくる本音が満載で、
女性の素を知れるとともに、

何だか面倒で面白い宇宙人さんに
萌えられるという意味でも良作です。

とにかく色々な動機で地球に来る、
宇宙人さんたちですが、
少なくとも創作上に関しては、

文明や科学力の差がある地球人とは
かなりの距離があるものです。

しかし日常ものからバトルものまで
素直にそれを宇宙人側が言うと、
話が進まないどころか、

悪くすれば破綻しかねないので、
多くはふんわりお茶を濁します。

しかし本作ではいきなり派手に
ガラスを割って登場してきた
ミニ宇宙人たちが、平気で、

地球人を見下していると告白し、
しかも普通に受け入れられます。

この本音全開っぷりと、
いくらマジなぶっちゃけをしても
全然関係が壊れない強さこそが、

全編にわたる本作の最大の特徴で、
だからこそ読んでいる私としても
心配なく爆笑できました。

また、本作の女性陣も検察や
美容師といった、それぞれ
責任ある仕事に就いていますが、

話の舞台になるのは皆の部屋などで、
基本的に「オフモード」全開なので、
変にシリアスになることもありません。

もっとも超進んだ文明を持ちながら
意外と心配性で度量が狭く、色々と
面倒なこだわりを持つのが、

本作の宇宙人さんたちですので、
彼らの仕事と機嫌で色々起こりますが、
心配いらない感じが素敵でした。

ラブラブエイリアンはこんな方におすすめな作品!必見

地球を侵略するために来た、
友好を結ぶために来た、
ちょっとした用事をこなすために来た……、

フィクション世界ではとかく色々な理由で
宇宙人がやってくるものですが、
基本的に彼らにはある共通点があります。

それは、「上から目線」で、しかも
「共感が足りない」ということです。

科学力の違いや来た都合からして、
イイ感じの反応を求めても難しく、
大変というのは分かりますが、

やはり地球人側としてはもう少し、
「配慮」が欲しいなといつも
考えてしまったものです。

しかし本作に出てくるエイリアンさんは、
よもやま話に対しても何だかんだ
とてもイイ感じで接してくれる上、

進歩的を気取っている割には
何だか感情的だったりで、
色々な種類の笑いをもたらしてくれます。

お堅い職業に就いていたりしながら、
本音では「大人」になりきれない
イケてる女子たちの本音と、

何だか覇気には欠けるがイイ味をした
異色の宇宙人たちを満喫したいなら
本作は最良の一作でしょう。

また、画力も非常に高かったり、
本筋から細部に至るまで隙がなく、
勢いやノリだけで勝負していないのも、

じわじわくる笑いを楽しむ意味でも
非常にオススメな部分だと言えます。

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