刻刻のネタバレと結末が気になる！アニメの原作を読む！

突然、家族が誘拐された。

犯人の狙いは身代金500万円。

諦めかけたとき、ある能力を使った。

「止界術」その名の通り、
時間を止める能力だった。

自分たち以外、動ける人は
いるはずがない世界で
動いている人がいた･･･

彼らは一体何者で、なにが狙いなのか？

刻刻のあらすじ紹介

主人公・佑河樹里は家でグータラ
している兄の翼とおじいちゃん、
父にイラついていた。

妹の早苗に息子の真を迎えに
行ってと頼まれるが
代わりに兄が行くことになった。

兄と真は帰り道に何者かに
誘拐されてしまう。

家にいる樹里のもとに
犯人からの電話がかかり、
何が起きたのかを知った。

犯人は金が目当てで身代金500万円を
現金で、取り壊し予定の建物に
7時20分までに来いと言った。

時間に間に合わなければ
その時点で翼は殺される･･･

刻刻のネタバレと今後の展開は？

父、おじいちゃん、樹里は
慌てて向かおうとするが
運悪く車が無かった。

時刻は7時になろうとしている。

もう間に合わないと悟った樹里は
もし兄が死んでいたら
犯人を殺すと言い出した。

突然、おじいちゃんは石を取り出して
言われる通りにすると時間が止まった。

外に出ると自分たち以外の
全てのものが止まっている。

何が起きたのか分からなかったが
詳しい説明は後だと言われ、
とにかく兄と真を助けに行くことに。

犯人が指定した場所につくと
兄はボコボコにされていたが
2人は無事だった。

止まっているうちに
運び出そうとしていると
なぜか他にも動ける人が現れた。

急に襲いかかってきて
おじいちゃんは瞬間移動を使って
敵の攻撃をよけていく。

この力は敵には使えない様子。

止者への殺意に反応して現れるという
謎の生物「管理人」が敵を消した。

管理人は止まっている者を
守ってくれるが動いている者は
侵入者と見なされる。

動けるため、危険な状況にある
置いてけぼりになった父を
助けに行こうとするが･･･

刻刻の読んでみた感想・評価

翼と真が誘拐され、
指定された時間には間に合わない。

2人とも殺されてしまうかもしれない
というときに時間を止める能力が
登場して驚きました。

普段からグータラしていて、
父も兄もおじいちゃんも
この家の男たちは頼りない。

そういったダメっぷりが
物語冒頭から描かれていたのでまさか
頼りになるとは思っていませんでした。

誘拐された2人を救うために
能力を使うところまでは
無事に成功したものの

動けるはずがないのに
動いている人がいる！

敵が何者か、真や翼を誘拐した
犯人たちとは無関係なのかなど

何も分からないまま進む展開に
ワクワクさせられます。

時間が止まっている世界の
管理人は明らかに人間の姿ではなく、
何とも言えない姿形です。

止まっている者を守ってくれるよう
ですがその目的が気になりました。

おじいちゃん自体、
能力の知らない部分もあるようで
万能じゃない所もあります。

1巻ではまだ謎が多く、
能力を使いながら逃げる
手に汗を握るストーリーでした。

刻刻はこんな方におすすめな作品！必見

家族を助けるために超能力を使い、
同じ能力者と対峙します。

同じ能力者といっても佑河家と同じ
力を持っているわけではありません。

敵は時間が止まった世界で
動ける者ではありますが、

佑河家の能力は佑河家の者にしか
使えないと言っています。

謎が多く、まだまだ序章の1巻では
読者と同じように

敵もおじいちゃんですら
能力に関してよく把握していません。

時間を止めることができる能力
止まった者、異形の管理人、
瞬間移動など

聞くだけでややこしそうな
イメージが強いです。

しかし、主人公と同じ目線で
同じ能力に対する知識量から
読み始められます。

大きく物語から置いてけぼりに
されることはないので
安心して読めます。

超能力や異形の管理人などが
登場するSFっぽいストーリーですが
なんといってもリアリティがあります。

日常から非日常へと変わる瞬間、
時間が止まった表現が上手いです。

よく分からない不気味な雰囲気が
するのにページをめくってしまう
おもしろさがあります。

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