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【士官候補生ハイトのネタバレ】と感想!あらすじや無料試し読み!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル 士官候補生ハイト
原作・漫画 小林源文
出版社 SBクリエイティブ

人類が果て無き宇宙へと進出し、
未開惑星開拓が可能となった時代。

5番目に発見された未開惑星開発中に発生した、
大気改造システムのプログラム介入と、無人モニターの通信途絶。

それは未知なる何者かが飛来した証明だった。

現地調査の為に送り込まれる強襲艦ダナンより、
第5惑星へと降下する第4869地獄の猟犬小隊が遭遇したのは、
人類を敵視する存在だった。

小隊唯一の士官となった候補生ハイトは、
果たしてこの地獄を生き延びる事ができるのか?

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士官候補生ハイトのあらすじ紹介

それは人類が5番目に発見した。

未開惑星開発中に起こったトラブルが、全ての始まりだった……

第5惑星の各6ヵ所に設置された自動大気改造システムが、
どこからともなくに飛来した何者かの手によって改造され・・・

惑星開発経過を観察する無人モニターすらも、
その何者かによって押さえられてしまう。

未知なる遭遇の事態を考慮した政府は、
海兵隊による調査隊の派遣を決議した。

そして、海兵隊精鋭が乗る強襲艦ダナンを第5惑星へと向かわせた。

長きコールドスリープを終えた。

第5惑星へと到着した海兵隊・第4869地獄の猟犬小隊は、
惑星へと降下偵察を開始する。

降下シャトルが第5惑星へと降りゆく。

シャトル三番機のパイロットである士官候補生の女性・ハイトは、
初の実戦に緊張を隠せないでいた。

そんな彼女の緊張を他所に、
大気改造が施された第5惑星の地表に降り立つ海兵隊員達が遭遇した。

宙に浮かびながら地表を走る、奇妙な乗り物だった。

未確認飛行物体とそれを揶揄しながらに、警戒を怠らない海兵隊員達。

未知なる奇妙な乗り物から投下される円形の物体は、
崩れ異形の怪物と化し、海兵隊員へと襲い掛かってくる──

士官候補生ハイトのネタバレ・今後の展開

精鋭部隊である海兵隊・第4869地獄の猟犬小隊が遭遇した敵は・・・。

なんと、未知なるものが作った無人兵器でした。

宙に浮かび地表を走る無人機やそれから巻かれたロボットなど、
海兵隊員を無差別のレーザー兵器で攻撃していきます。

海兵隊員達はすぐ様に応戦するも、相手に武器が利かず。

例え致命的なダメージを与えても、
決して攻撃の手を緩めない戦力差の前に押されてしまいます。

3機のシャトルが撃墜されていく中で、
士官候補生であるハイトの操縦するシャトルも撃墜されてしまい。

そして、第5惑星へと取り残されてしまいます。

生き残った海兵隊隊員達に救われ、
命からがらにその場を撤退した面々達。

小隊長だった中尉を失い、
生き残った海兵隊の中で上級士官となったハイトは・・・。

強襲艦ダナン艦長の判断により、野戦昇進を果たす事となりました。
生き残った海兵隊員達を率いる事となりますが、
実戦経験が無いと彼女を認めない隊員と衝突する事となります。

ですが……その裏では、第5惑星を支配する未知なるモノが、
降り立った人類・海兵隊員や捕らえた中尉を解体解析していました。

最初は醜悪な生き物だと蔑んでいましたが、
細胞の進化など無限の可能性を持つ人類に脅威を感じ始めていきます。

また強襲艦ダナン内部では、未知なる敵の脅威を恐れた作戦主任は、
独断の中性子爆弾投下が行われようとしていました。

はたしてハイト達は生き残る事ができるのでしょうか?

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士官候補生ハイトの読んでみた感想・評価

本格SF空想戦記である今作「士官候補生ハイト」は、
コンバット・コミックで連載されていた作品でした。

この作品は、小林先生がSF映画の決定作ともいえる作品です。

「エイリアン2」に登場した、映画内で宇宙生物であるエイリアンと
熾烈な戦闘を行った宇宙海兵隊の魅力に触発され。

刺激された本能のままに描いた作品です。

作者の小林先生が今作の巻末で述べている様に、この作品には
「エイリアン2」へのオマージュが最も強い作品とも言われています。

当時、エイリアン2の公開時には、
映画内に登場した宇宙海兵隊の活躍など、
スターウォーズとは違った一面があります

SF世界の軍隊のイメージが、リアリティを持った演出がなされ、
それまでにあったSFの軍隊のイメージを払拭したと言われています。

宇宙海兵隊のイメージの感動を込めた、
SFへリアリティを追求した作品とも言われています。

この作品内では、そんな小林源文先生が好きな映画作品や
SF映画などの展開が演出されている作品とも言えます。

物語の構成をもっとも勉強した作品だったとも本氏は語っています。

映画の様な物語の構成を主軸として漫画に描き、
それをどう見せるかを考慮しています。

映画の緊張感を持った作品として
評価の高い作品ともなっています。

未知なる敵との遭遇に立ち向かう人類。

支援もままならない状況下で、
一人の兵士として成長を遂げる女性主人公・ハイトの逞しさ。

エンターテイメント性を充実させた今作は、
SF映画ファン納得の名作とも言えます。

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1980年代のSF映画、SF漫画が好きな人におすすめ

1980年代のSF映画とSF漫画作品が
好きな人に見てほしい作品です。

そしてお勧めしたいのが、この「士官候補生ハイト」です。

この作品はSF漫画戦記として描かれていますが、
その当時では当たり前であるSF漫画の設定ではありません。

リアリティのあるSF漫画戦記として書かれている事に、
この作品の注目があります。

この当時の宇宙を題材にしたSF作品は、
大抵のモノで言えばレーザー銃を持って戦うことがほとんどですが。

スターウォーズの影響を受けたSFが支流でもあります。

また機動戦士ガンダムなどの作品に登場したロボットなどが
登場するのが、SF漫画戦記ものの定石でもありました。

でも「エイリアン2」による、
レーザー兵器を持たない、実弾兵器で戦う。

現実感のある軍隊の活躍などが、当時のSFファンを魅了しました。

小林源文先生も本作の中で、
エイリアン2で受けた衝撃をそのままに描いています。

宇宙で活躍する海兵隊の熾烈な戦闘と、
臨場感ある活躍を劇画
で演出するなどがあります。

小林源文先生の独特のテイストが光る作品とも言えます。

この作品の中で最も注目すべきなのは、
未知なるモノへと遭遇した人類と未知の存在との邂逅でもあります。

最初人類を見た未知なるモノ達は、
人類を下等生物の一種だと見下します。

しかし、人類を調べるにつれ、彼らが脅威だと悟り、
また人類も未知なるモノに対して脅威を持します。

生き残る為に戦い抜くと
人類が迎えるだろう遭遇戦を見事に描いている部分あります。

SFでのリアリティを求め、緊張感のある
映画の様な漫画を読んでみたい人におススメできる作品です。

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