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小悪魔カフェのネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

小悪魔カフェ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 小悪魔カフェ
原作・漫画 織田綺
出版社 小学館

天使のような笑顔と雰囲気の彼は、
実は小悪魔的存在!?

強引にバイトに入った桜は
失敗続きだけど彼との距離は
ぐっと近くなっていき……。

個人経営の喫茶店を舞台に
若者たちが仕事と恋に奮闘する、

全体的な勢いも楽しい
王道恋愛物語です。

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小悪魔カフェのあらすじ紹介

ついていない一日を
送るハメになった桜は、
猫を助けたところで、

天使のような雰囲気を持つ
千架と出会います。

一度きりで別れたくはなかった桜は、
強引に千架の居場所を見つけ出し、
さらにはバイトに入ってと、

急速に距離を縮めていきます。

実は小悪魔な千架も、
純粋に好意を寄せてくる桜を
大事に扱っていきますが、

初心者の桜はミスを連発、
強引にバイトに入った手前、
店内の評価は高くありません。

しかも新人のバイト君も登場し、
桜の立場は安泰ではありませんでした。

小悪魔カフェのネタバレと今後の展開は?

電車で寝過ごしさらに財布を落とすなど、
不幸な一日を過ごしていた有吉 桜は、
さらに黒猫に横切られてしまいます。

しかしその黒猫が車にひかれかけたため、
桜は道路に飛び出し救い出しますが、
そのために壁に激突しそうになりますが、

通りがかった男の子に助けて貰います。

彼は独特ないい匂いのする
天使のような雰囲気を持った人で、
桜は助けた野良猫とともに、

彼を追っていくことに。

悪戦苦闘の末、知らない場所に
迷い込んでしまった桜ですが、
彼と同じ匂いがすることに気付きます。

その香りを辿って彼を見つけた桜は、
勢いのままに抱きついていきますが、
彼が働いていたのは喫茶店であり、

当然お金がなければ客として
居続けることはできませんが、
桜は財布を落としていました。

困った桜は千架といるために
勢いで店のバイトに応募、

男性しか募集していないと
断られても自分は男なんだと
押し通そうとします。

その強引さが千架に受け、
桜は見事バイトに採用と
なりましたが、千架の本性は

とても「天使」とは言えず、
ナンパな感じもありました。

しかし一方で、身を挺して
桜を助けるような優しさもあり、
そのことを知った桜は

改めて千架に好意を寄せますが、
勢いだけで入ったバイトは
失敗の連続でした。

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小悪魔カフェの読んでみた感想・評価

今まで少女漫画を読んだことは
正直多くはなかったのですが、
懐かしい部分を味わえました。

まず、作中の舞台が泣かせますね。

強力極まるチェーン店が全盛で、
コンビニでも相当に優れた
コーヒーを楽しめる上、

最近ではロボが接客する
SFチックな店までが
登場している喫茶業界で、

個人経営の喫茶店が舞台という、
これだけでもいい感じですが、
難しい感じの「こだわりの一杯」でなく、

若い店員たちと若いお客さんが
ワイワイと大繁盛を作り出している、
今では難しくなっている状況があり、

これだけでもかつて大盛り上がりだった
喫茶店が好きという私としては
胸が熱くなるような気がしました。

そして、とにかく全力投球な
桜ちゃんの可愛らしくもいいです。

本作のような正統派のラブコメですと、
ヒロイン側は動き出すまでに
かなり時間をかけてしまったり、

機会を無駄にしてしまうものですが、

偶然出会った男子を黒猫に追わせ、
匂いを頼りに勤務先を探り当て

実は男だというバレバレの嘘を
ためらいなく発してでも同僚に
なろうとする彼女には、

仕事に対する恐怖感などは
まったく感じられませんでしたし、

恋愛に関しても「前へ」の姿勢で
相手との距離をどんどん詰めていきます。

一方の千架君も典型的なほどの
明確な小悪魔キャラではあるものの、

ついつい起こってしまいがちな
「やり過ぎ」な対応は少なく

社会人として人としての
節度はきちんと守っている感じが多く
好感が持てましたね。

小悪魔カフェはこんな方におすすめな作品!必見

海外から強力なチェーン店が上陸し、
最近ではロボットが従業員をするといった
話も出てきている喫茶店ですが、

やはり腕利きのマスターによる
こだわりの一杯は捨てがたいですし、
若いお客やバイトさんたちが勢い全開で、

楽しみながら仕事をしていく感じの
個人店の面白さも有意義です。

本作の舞台になった喫茶店は、
システマティックに管理された
チェーン店の雰囲気はまったくなく、

ましてやロボが活躍する感じなど
微塵もない「古い」喫茶店ですが、

だからこそちょっと意地悪な彼に
振り回されたり三角関係になったりの
正統派な恋愛物語が良く映えています。

おいしいお店は多くなったけど、
「遊び」の部分が少ない感じが
どうも肌に合わないな、と思う方には、

本作の社内ならぬ店内恋愛も
ちょっとした浮ついた感もアリという
自由な雰囲気の中で、

お金と言うよりは恋のために頑張る
桜ちゃんたちの姿勢は
ピタっとハマると思いますし、

王道かつ正統派な恋愛物ながら、
ヒロインの桜ちゃんが男のフリして
強引にバイトにはいったりといった

現代流の装いも楽しめますし、

メインの舞台となる喫茶店は
洗練されていてオシャレで
古さがないのも良かったですね。

実際、経営者目線で考えると、
若い店員たちが
全力でラブラブだったりするのは、

今後のトラブルやバイトの
無断欠勤などの懸念があり
笑ってばかりもいられませんが、

働く側としては楽しんでこそ
いい仕事というのも事実で

店主の器量の大きさが
本作を生み出しているとも言えます。

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