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Hundred Days~100日間で俺のものにします~のネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

Hundred Days~100日間で俺のものにします~

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル Hundred Days~100日間で俺のものにします~
原作・漫画 梨里緒 森ちづる
出版社 双葉社

軽くてチャラい感じの部下が、
上司である課長に対し、
百日間の恋愛バトルを挑む!?

肉食系ながらも節度と余裕がある、
瀬那川君の態度や、津川さんの
有能な感じが心をくすぐる、

細部まで非常に丁寧で、
駆け引きや描写上手さを楽しめる、
大人かつ爽やかな恋愛漫画です。

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Hundred Days~100日間で俺のものにします~のあらすじ紹介

大手食品企業で、三十歳にして
課長の座につくやり手社員の津川さん。

仕事ぶりはまさしく一流で、
商品の企画もできる実力者ですが、
仲の良い後輩、瀬那川君は、

津川さんが干からびていないかと
からかい気味に話しつつ、
百日間の恋愛バトルを仕掛けます。

本気にはしなかった津川さんですが、
足繁く家に通ってきては家事をこなし、
しかも手を出してこない瀬那川君に、

バトルを受ける気になり、
念入りにお化粧をしてみるのでした。

もっとも気心の知れた瀬那川君は、
津川さんにとって不快な相手ではなく、
ちょっとした家のことをしつつ、

二人は徐々に距離を縮めていきます。

Hundred Days~100日間で俺のものにします~のネタバレと今後の展開は?

三十歳にして大手食品メーカーの
課長である津川さん。

仕事ではまったく隙がなく、
ヒット商品を企画する力もあります。

しかし部下の瀬那川君は、
そんな津川さんに
干からびていませんかと聞き、

太古の「百夜通い」の故事にならい、
百日間の恋愛バトルを提案、
百日で彼女にしてみせると、

完全に自信満々に、
「ゲーム」を制する意欲を
見せていくのでした。

悪ふざけに付き合う気はない
津川さんでしたが、瀬那川君は
完全に本気で家に押しかけてきます。

しかし、自分の苦手な家事を
完璧にこなしてくれる上、
強引なこともしてこない彼は、

津川さんにとって安心する存在で、
追い出す気にはならず、
仕事の方もますます順調です。

瀬那川君も、情熱な言葉を述べても
それ以上のことはしようとせず、

自分の「ゲーム」のルールを
しっかり守っている様子です。

そのため二人の仲は悪くならず、
仕事上でも好調をキープしますが、

ある日津川さんの元彼の同僚、
黒田さんと顔を合わせた瀬那川君は
やけに挑発的な態度を取るのでした。

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Hundred Days~100日間で俺のものにします~の読んでみた感想・評価

これが「大人」の、しかも
ドロドロとしていない恋愛なのかと
一気に読み進んでしまいました。

まずヒロインの津川課長がいいです。

仲の良い後輩の瀬那川君からは
「干物」とからかわれますが、
ルックスが良く仕事ができ、

性格もまったくイヤミでなくと、
まさしく理想の上司といった
お姉様であり、しかも、

「人に頼る」ことを
苦にせずできるという
素晴らしい性質の持ち主です。

一方の瀬那川君も、
軽くお喋りなようでいて、
仕事はビシリと決めてくれる、

部下に是非とも欲しい
逸材であるだけでなく、
料理や家事も完璧で、

その上女心の機微にも詳しい、
超イケメンと言っていい人で、

そんな二人は私生活は甘く、
しかも大人な感じも匂わせて
微妙な関係を続けるのですから、

トキメキというより、むしろ
何だかドキドキしてしまうようでした。

仕事中の仕草だったり、津川課長が
だらけている時の家の感じだったり、
ちょっとした部分に関しても、

非常に丁寧に描いている部分にも
素直に好感が持てました。

Hundred Days~100日間で俺のものにします~はこんな方におすすめな作品!必見

「女性」であることを半ば忘れている人を、
攻め系の男子が揺さぶっていくという
恋愛系作品は少なくありませんが、

作中の肉食系男子たちはとかく実力行使、
一直線に目標を達成しようとします。

それはそれでもちろん面白いのですが、
時には物語の中であっても、微妙な
押し引きや距離感を楽しむような、

余裕を感じてもいたいものです。

そんな中で本作の瀬那川君は、
上司相手にいきなり
故事の「百夜通い」を引き合いに、

押しかけ続けるという驚きの
俺様ぶりを発揮しつつも、
何故か妙に自信と余裕があり、

常に怖さを感じさせることない
タイミングと距離を心得ているような、
抜群のセンスが感じられ、

パワー系の男性キャラが苦手、
という方にも安心して
読み進められるのではと思います。

また、ヒロインの津川さんも、
三十歳にして課長として
バリバリ働き、

コンビニスイーツの新商品も
企画するほどのやり手だったり、
「プロ」としての部分で、

互いに弱みや引け目がないのも
この種の作品としては斬新で、

肩に力を入れていなくても、
「強い」男女の爽やかな
恋愛ストーリーであるために、

読む側も悪い意味での同情を
しなくて済むので、対等な
関係が好きな方には特に適しています。

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