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新・逃亡弁護士 成田誠のあらすじとネタバレ!終わり方(結末)が見たい!

新・逃亡弁護士 成田誠

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 新・逃亡弁護士 成田誠
原作・漫画 剛英城 岡本創
出版社 小学館

誠実な弁護士でありながら、
殺人の嫌疑をかけられ、
逃亡生活を送る成田誠。

彼には安息の日はなく、
しかし困っている人を
見過ごすこともなかった。

ドラマ化された人気作品が
作画担当をチェンジし
さらにタフな感じを増した、

異色弁護士物語の
新シリーズ作品です。

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新・逃亡弁護士 成田誠のあらすじ紹介

誠実で熱心な弁護士として
仕事に取り組んでいた成田誠。

しかし同僚殺しの嫌疑をかけられ、
捕まれば死刑という事態の中で、
彼は逃亡者としての生活を選びます。

様々な人と触れ合い、話をして、
問題を解決していく中でも
成田は常に追われ続け、

事件から長い時間が経った今でも
平穏とは程遠い生活を
送ることを余儀なくされていました。

とは言え、社交性や誠実さから、
周囲の信頼は極めて厚く、
家族間の問題や同僚のトラブルなど、

介入するのも難しい問題を
次々と解決していくのでした。

新・逃亡弁護士 成田誠のネタバレと今後の展開は?

元々誠実な弁護士ながら、
同僚殺しの濡れ衣を着せられ、
追われる身となった成田誠。

捕まれば死という状況の中、
数々のピンチを切り抜けた彼は、
未だに逃亡生活を続けていました。

新宿にあるサウナ施設を
当面の拠点にしている成田は、
「山口」という偽名を使い、

身を潜めていましたが、
そこで坊主頭で大柄な若者と
親しく会話するようになります。

彼は埼玉にある「岸本クリーニング」の
長男で跡取りだったのですが、
家に誰もいないタイミングで、

仕事中にお酒を飲んで寝てしまい、
店を火事にしてしまったという
過去を持っていました。

そのために出来の良い弟に責められ、
いたたまれなくなって家を出てから
五年間帰っていないとのことでした。

そうしたいきさつがあるため、
弟は家に戻ってきた彼を拒絶し、
成田にも怪しげな目を向けますが、

実はその「事件」に関しては
兄の言い分とはまったく違う
「真実」が秘められていました。

もっとも指名手配犯である
成田は常に追われる立場であり、
この事柄に介入している間にも、

油断ならない状況に、
追い詰められてもいたのでした。

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新・逃亡弁護士 成田誠の読んでみた感想・評価

前作から作画者が変わり、
区切りがついたことでどうなるかと
思っていましたが、

基本的な物語の軸はそのままで、
新鮮味も加わっていて、
安心の仕上がりでしたね。

本作は「逃亡弁護士」シリーズの
第二作目といった位置付けで、
成田誠の境遇には変化なく、

相変わらず逃亡者として
厳しい状況を強いられています。

しかし本作は作画が変わり、
よりカチッとした雰囲気に、
全体的に変わったこともあってか、

より「明確」な形のエピソードが
序盤から重なる形になります。

多くの作品では、善悪が容易に
定まることがない立場や
精神的な葛藤が作品として、

エッセンスになっていますが、
逃亡者の成田が主人公の本作では、
かえって「明確」さがいい感じです。

立場的な限界もあり、長々とは
困っている相手とは付き合えない、
しかし自分なりの「結論」を、

どうしても出す必要があるのが、
成田の立場ですから、
分かりやすさはとても重要です。

成田の誠実さも前作のままで、
相手を見捨てたりせず手を差し伸べ、
常に解決に導こうと動きます。

面倒事に関わっている暇はないと、
普通はすぐに見切るところでも
真面目さを発揮せずにはいられない、

成田という男の「異端さ」が、
本作ではむしろよりはっきりと
示されているかも知れません。

逃げても得はないというのが
法律的な世界であり、その法を
最後まで信じながら、

逃亡を続ける成田の矛盾が、
作品に独特の色彩となっているのは
間違いない部分だと思います。

新・逃亡弁護士 成田誠はこんな方におすすめな作品!必見

ヒットした作品の続編というものは、
想像異常に難しい部分があります。

元々の読者への期待に応えなければならず、
一方で新たなファンを引き寄せるだけの
「仕掛け」が必要になってきます。

特にストーリー系の作品ですと、必然的に
話の筋が分からねば楽しめないわけで、
読者数は「右肩下がり」になりがちであり、

そこに同じテーマを続けることによる
マンネリに陥るといった心配も加わり、
「楽勝」とは言えなくなってきます。

しかし本作は、作画担当の交代という、
日本の漫画では非常に珍しい状況を経て
リリースされた続編にも関わらず、

成田の誠実さや緊張感、そして、
様々な「弱者」に対する優しさなど、
基盤の部分は完全に変わっていません。

もちろん成田は組織ではなく、
逃亡中の人間でもありますから、
前作に引き続き有利な立場にはなれず、

「分からない」ことが圧倒的な中で
苦しみながら相手と向き合います。

しかしそのもどかしさこそが
「逃亡弁護士」シリーズの醍醐味で、
不器用な優しさに触れてみたい、

強い者を利したり、人を
断罪するだけではない法律の側面に
触れたい方には最適だと思います。

また、絵柄的にもかなり変わり、
より写実的な感じになりましたが、
全体的な「雰囲気」はそのままで、

前作からのファンも安心感を持って
読める形になっています。

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