[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

死んで生き返りましたれぽのネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

死んで生き返りましたれぽ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 死んで生き返りましたれぽ
原作・漫画 村上竹尾
出版社 双葉社

ある日自宅で倒れた著者・村上竹尾。

心肺停止の後、奇跡的に生還したが、
その後様態が急変。

脳浮腫により、精神が壊れてしまう。

脳浮腫に糖尿病、
ケトアシドーシスetc…。

7つもの合併症を併発した
著者が描いた、闘病生活エッセイ。

感動のノンフィクション。

サイト内で【死んで生き返りましたれぽ】を検索!

死んで生き返りましたれぽのあらすじ紹介

ある日自宅のトイレで倒れた著者。

一時心肺停止に陥るが、
奇跡の生還を果たす。

しかしその後、様態が急変し、
いつ死亡してもおかしくない状況となる。

原因不明の脳浮腫により、
精神が壊れてしまった著者には、
世界がどう見えていたのか。

周囲の言葉はどう聞こえていたのか。

病床で著者が感じたこととは…。

壮絶な闘病生活の中から
見えてきたものとは一体何か。

家族や友人、医師・看護師に支えられ、
今まで当たり前だと思っていた幸福を
見つめ直すこととなってゆく…。

死んで生き返りましたれぽのネタバレと今後の展開は?

本書は著者・村上竹尾さんが
病院で目覚めるところから始まります。

周囲の呼びかけによって目覚めたものの、
自分が何者かが分からない。

自分がどこにいるのか分からない状況。

一命を取り止め、ICUから降りたとき、
そこで母から一時
心肺停止していたことを知らされます。

更に、自分がトイレで倒れ、
あと数時間発見が遅ければ
助からなかったとも…。

しかしICUから降りた3日後、
脳が腫れてしまう「脳浮腫」を発症。

再び昏睡状態となり、
いつ死んでしまってもおかしくない
状況へと陥ります。

2週間後、意識は取り戻したものの、
精神が壊れたうえ、目も見えず…。

ヒステリーやパニック、
幼児退行などの症状に見舞われた著者。

最初に倒れた原因が
日ごろの不摂生ということもあり、
周囲からは厳しい言葉をもらうことも。

しかし、著者の妹は
責めることはしませんでした。

会話の中で、自我を失った著者へ
向けた言葉は

どんな形でも、生きていてよかった。

その後、家族や友人、
医師・看護師に支えられ、徐々に回復へ。

その回復の過程で、
当たり前だと思っていた幸福を
見つめ直すこととなります。

サイト内で【死んで生き返りましたれぽ】を検索!

死んで生き返りましたれぽの読んでみた感想・評価

内容は重いです。

特に序盤は重いし暗い。

しかし、それは本書が命について
描いているものなので、当然かと。

本書を読むと、今、当たり前だと
思っていることが、

周囲の人間と、
自身の健康の上に成り立っているのだと
再確認させられます。

目が見える、話せる、立てる、歩ける…。

それらを失った時、人はどうなるのか。

周囲の人間がどんな思いをするのか。

すべてを知った著者。

だからこそ、このエッセイが
人の心に響くのではないでしょうか。

闘病生活の辛さについても
描かれていますので、
どうしても暗いシーンは多いです。

しかし、決してただ暗いだけでは
ありません。

闘病生活中の著者を支えた言葉や、
希望となった出来事。

普段は忘れがちなことを、
思い出させてくれるエピソード等が
沢山詰まっています。

読後の意見・感想は
かなり割れると思います。

ただ、私の場合は
自然と暖かい涙が出てきました。

本書は闘病エッセイであると同時に、
関係者への感謝の手紙。

更に、普通の生活ができる事への喜びを
描いた作品だと、私は感じました。

死んで生き返りましたれぽはこんな方におすすめな作品!必見

医療関係の方や、現在闘病中の方、
更にその親族の方々へ
おススメしたいです。

おそらく、著者のような
重篤な状態からの回復例は
そうそうないのではないでしょうか。

更に、そんな元・患者が描いた
エッセイコミックなんて、
他にはないかと…。

そういった意味で
本書はかなり貴重です。

患者から見た場合、
周囲がどう見えているのか。

家族をどういう風に見ているのか。

どんな風に感じているのか。

倒れた人間にしか分からない感覚を
生々しく描いています。

怪我や病気が原因で
コミュニケーションが難しい人や

お喋りができなくなった人は、
この世界に沢山いらっしゃるでしょう。

そういった人が、
身近にいる方にとって、
本書が必要なのではないのでしょうか。

現に、私には大怪我が原因で
現在も入院中の母がいるのですが、

本書を読むことによって、
勇気づけられたことが多々あります。

母と意思疎通が難しかった時にも、

「きっとこちらの言葉は
伝わっているはず」
と思えたのは、本書のおかげです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA