[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

泣ける漫画ランキング30選!感動すること間違い無し【完結】

泣ける漫画ランキング30選!感動すること間違い無し【完結】

この記事は約 29 分で読めます。

【20位】キン肉マン

キン肉マン

キン肉マンの作品紹介

タイトル キン肉マン
原作・漫画 ゆでたまご
出版社 集英社

1980年代の大人気漫画作品である
週刊少年ジャンプの漫画作品で、

いわゆる昭和を代表する看板作品と
言われているのが、
この「キン肉マン」です。

物語は、超人が当たり前の様に
存在している世界を舞台に、

キン肉マンと呼ばれている
主人公が活躍する物語です。

と、この様に書けばただのヒーローものの
漫画と思われますが、この作品は

当初は「ウルトラマン」の
パロディ作品として連載を開始しました。

駄目なヒーローのキン肉マンが、
怪人や怪獣相手に挑みますが、

相手に振り回され、まるで活躍できないと
駄目っぷりを発揮し、ただのギャグ
漫画として連載をしていました。

でも途中で方向転換を行い、超人の
キン肉マンが悪魔超人を始めとする
強敵と戦い抜いていくという作品に

路線変更し、それがこの作品の
転換期となり、一躍にして人気作品となり、

昭和ジャンプ漫画の代表作とも
なっていきました。

当時のプロレスブームに挑むようにして、
ギャグ漫画からプロレスバトル漫画に
シフト変化し、アニメや劇場版アニメに

ファミコンゲームなどの展開なども
見せる程に、少年から人気を支持され、

またキン肉マンのキャラクターをグッズに
した消しゴムこと「キン消し」など、
当時の世間を騒がしていきます。

駄目ヒーローが一役にして
人気ヒーローへと成長していく、
プロレス決定作品。

見て損の無い作品です。

キン肉マンを実際に読んでみた感想、評価

このキン肉マンの感動をあえて言うのなら、
それは…駄目なヒーローの主人公の
キン肉マンの存在に挙げられます。

この漫画作品のキン肉マンは、
一言で言えば…「駄目ヒーロー」です。

顔も団子鼻にタラコ唇とカッコ良い顔を
している二枚目ではなく、漫画や劇中内でも

不細工と馬鹿にされ、ヒーローとしての
実力もまるでなく、周りから駄目ヒーローこと

駄目超人として馬鹿にされていくなど、
恵まれていた主人公ではありませんでした。

またエリート超人を輩出しているキン肉星の
王子様でしたが、あまりの駄目っぷりに

故郷からも見放されてしまうと、
不運に見舞われ続けていく彼。

でも彼はふてくされる事無く、駄目な
ヒーローとしてあえて真正面から
活躍していきます。

周りのエリート超人やアイドル超人などと
比べられ、ひどい扱いを受けながらも、

強敵を前にして逃げ出す等と、
それまでの漫画のヒーローに比べては、
あまりにもカッコ悪い彼。

でも彼を慕う子どもや、戦いを通して得た
強敵との友情などを糧に、彼は

ヒーローとして成長し、ついには
地球を救うヒーローとして
大成していきます。

そんな長い道のりの中で、幾度なく
ぶつかり戦う数多くの強敵達に、

苦戦しながらも、決してあきらめる事無く
戦い抜く彼の姿は、見る読者に
熱い感動を与えてくれます。

昭和の感動をそのままに伝えてくれる、
熱血と友情と勝利を表現した感動の

プロレスバトル漫画作品
「キン肉マン」は、見て損の無い名作です。

サイト内で【キン肉マン】を検索!

【19位】南国少年パプワくん 

南国少年パプワくん 

南国少年パプワくん の作品紹介

タイトル 南国少年パプワくん 
原作・漫画 柴田亜美
出版社 スクウェア・エニックス

1990年代のスクエア・エニックスの
コミックガンガンを代表する名作が、
この「南国少年パプワくん」です。

作者は柴田亜美先生で、今回紹介する
作品が彼女の初めてのオリジナル
デビュー作ともなっています。

元々は柴田先生は、スクエア・エニックスが
まだ合併する前の「エニックス」が
発行していた、ドラゴンクエストの

四コマ漫画アンソロジーコミックスの
アンソロジー作家の一人でした。

ドラゴンクエストの人気に博し、
ついにはオリジナルの月刊漫画雑誌の

発行に至った時に、連載人に連なった
作者の中に、アンソロジー作者達も

多くおり、その中に柴田先生も
名を連ねていました。

柴田先生の独特な個性的な
ギャグテイストと独創的な個性が
全面に出されていた漫画作品は、

ドラクエ四コマ漫画内でも異色の
作品として見られるようになり、

多くの人気を博しており、その個性は、
オリジナルの連載になっても
色褪せる事は無く、さらに全面が

押し出されるようにして、
ガンガンの看板作品となりました。

舞台となるのは、世界征服を狙う
悪の組織ガンマ団から逃げた
シンタローが、追手により海へと

投げ出され、漂流の果てにパプワ島に
流れ着き、そこで快男児かつ野生児の

少年パプワと、その親友である犬の
チャッピーと出逢う事になります。

無茶苦茶な強さとマイペースすぎる
個性を持つパプワとチャッピーに
振り回され、パプワ等の島の喋る

奇妙な動物の仲間達に振り回されながら、
ドタバタコメディを演じていく
事になるシンタローとパプワ。

そんな柴田亜美先生の持つ個性と
表現が余すことなくに描かれた
傑作とも言えます。

南国少年パプワくん を実際に読んでみた感想、評価

まだスクエアとエニックスが合併する前、
ドラゴンクエストなどの
ゲーム・アンソロジーコミックスで

エニックスが雑誌事業に着手し、
新鋭の作家陣を布陣し創刊したのが
コミックガンガンでした。

ドラゴンクエストなどのRPGの
代名詞作品を世に出したエニックスから

創刊された、ファンタジー漫画系雑誌の
はしりともなったコミックガンガンに

おいて、南国少年パプワくんは
創刊時の看板作品でした。

物語は父親が首領を勤める組織
「ガンマ団」から逃げ出し、自分の弟に

合う為に日本へと向かうシンタローは、
追手により襲われてしまい、乗った船を

沈められパプワ島へと漂着してしまい、
そこでその島の唯一の人間である

パプワ君と愛犬であり、親友の
チャッピーに出会います。

無理矢理に友達にされてしまった
シンタローは、パプワ君の友達と

言われながらも彼の家の家事や
料理に洗濯などを手伝わされ、
ハチャメチャな日々を過ごしていきます。

人間でないのに、人の言葉を喋る
動物達に囲まれ、非常識な島の生活を
過ごしていく内に、殺し屋だった筈の

シンタローの心に変化が訪れていく事が、
この作品の感動すべき一部分にあります。

この作品のテーマを上げるすれば、
それは「大人への成長」と言えます。

シンタローは20を過ぎ、既に大人として
自覚はあるも、自分の一族の事や、

親の事に、弟の事などに悩み、それを
受け入れずに拒絶する
幼さを残しています。

子どもから大人へとなり切れない、
やりきれない気持ちを抱えた彼が、

パプワとの生活で一人の人間として
成長していく、その様がこの物語の
全体の感動とも言えます。

また無茶苦茶な身体力を持つ
子供ながらに純粋すぎるパプワ君と、

大人への疑心暗鬼を抱え、大人へと
なり切れないシンタローの友情など、

この作品を通して見えるのは、純粋な
優しさへの気持ちであり、それは
ハチャメチャな日常を綴る物語を

見る中で感じられる表現が込められ、
それが読むうえで読者に静かな感動を
与えてくれます。

サイト内で【南国少年パプワくん 】を検索!

【18位】ザ・コクピット〔小学館文庫〕

ザ・コクピット〔小学館文庫〕

ザ・コクピット〔小学館文庫〕の作品紹介

タイトル ザ・コクピット〔小学館文庫〕
原作・漫画 松本零士
出版社 小学館

昭和漫画を代表する御大の一人でもあり、
日本SF漫画の重鎮とも言える

松本零士先生の代表作品は
数多にあります。

「宇宙戦艦ヤマト」に「銀河鉄道999」と
有名どころを挙げれば一言では
語りつくせない名作漫画を世に送り出した

松本先生の作品の中で、忘れて
ならないのが、今回紹介する
「ザ・コクピット」です。

これは元々は「戦場まんがシリーズ」と、
昭和の時代に週刊少年サンデーや

ビッグコミックオリジナルなどに
連載していた、主に第二次世界大戦などの
戦場舞台にした戦記物の短編漫画であり、

一話で完結する内容に込められた、
圧倒的な程の戦場で生きる為に戦う

兵士達の生き様が、強く込められた
作品でもあり、戦争へと挑む事となる

兵士となった人間達の物語が、余すことなく
表現された作品でもあります。

この作品の中にあるのは、戦場に生きた
兵士の記憶と生き様と、戦争の辛さと、

また戦場へと挑む事となる、男としての
恥じない生き方など、戦争の人生ドラマが

込められ、戦争の中で散っていく
兵士達の瞬きが、見る読者の心を
熱く掴みます。

死ぬと解っていても、恥じないと、また
愚かしくも見える、そんな生き様が、
ただ熱く描かれています。

戦争が愚かな事だと知っていても、
時代によって戦場へと誘われてしまう、

迷いなき自身の運命の決断へと
挑む兵士達の物語は、男としての
熱さを伝えてくれる秀作とも言えます。

ザ・コクピット〔小学館文庫〕を実際に読んでみた感想、評価

ザ・コクピットを読んで感動を覚える読者の
大半は、戦争の時代の中、兵士として

生きる、短編の物語の主人公達の、
その生き様に感動を覚えます。

この作品はいわゆるアーミー系の
戦記漫画として扱われていますが、

命儚き時代の戦乱渦巻く時代に、
男臭くても、自己満足の死だと

思われても、その生き様が
カッコイイと、読み終える時に、素直に

そう思えるのが、松本先生の持つ
テイストとの強さとも言え、また戦場の

緊張感と、命の切なさとが、悲哀を込めて
描かれている事に、この作品の感動が
強くに込められています。

戦場に生きる兵士と、不謹慎と解っていても
どこか憧れを抱いてしまう、そんな生き様は

過酷な運命と解っていても、素直に
カッコイイと思え、戦争の賛美と

言われようが、そこにあるのは揺ぎ無き、
人間の命と人生が描かれています。

かつて戦争の中で、散っていった
多くの命達。

取り戻す事の出来な青春の中で、
兵士として散っていく数多くの
若者達や、空を駆け、地を巡り、

海を進み行く兵器に乗り、また古び、
尚も手入れがなされた銃を握り締め、

己の為に戦い抜くと、そんな
兵士として生き抜く戦い、戦場を

進んでいく兵士達の、熱い、そんな
ドラマが、読者を感動させてくれます。

戦場の感動を感じたい読者には
必見の作品です。

サイト内で【ザ・コクピット〔小学館文庫〕】を検索!

【17位】銀河鉄道999

銀河鉄道999

銀河鉄道999の作品紹介

タイトル 銀河鉄道999
原作・漫画 松本零士
出版社 小学館

1970年代のSF漫画作品の中で、
社会現象を起こし、後のSF漫画の

見本ともなった作品が、
この「銀河鉄道999」です。

この作品は、あの「宇宙戦艦ヤマト」などで
お馴染みの松本零士先生の代表作品とも

言われている作品で、アニメ化は
勿論のこと、劇場版アニメ作品としては
初の興行収入の快挙を成し遂げたと、

当時のアニメ映画の金字塔ともなり、
後のSF作品に多くの影響を与えった、
名作中のSF漫画作品です。

物語は、機械の身体を求めて、
宇宙に浮かぶ星々を旅する事となった、

少年・星野鉄郎と、彼を宇宙へと
導いた美女・メーテルと共に
物語は進んでいきます。

自分の母親を殺し、人間を簡単に
殺してしまう機械化された人間に

復讐を誓い、宇宙のどこかにある
機械の身体をタダでくれる星を探して、

宇宙を旅する鉄郎は、様々な星々を
巡る中で、その星に生きる人々や
世界に触れていくなど、壮大な

SF冒険活劇としても楽しめる
内容となっています。

良くこの作品をアニメで見たことが
あると、漫画作品ではなく、アニメで
知った人が多い作品でもある、

この銀河鉄道999は、漫画を
見たことがないと言う人が
多い作品でもあります。

漫画独特の松本零士先生の
表現する銀河鉄道の世界は、

2000年を迎えた今でも
色褪せる事の無い世界観で表現され、

昭和の時代に垣間見た宇宙への
憧れを綴った名作とも言えます。

銀河鉄道999を実際に読んでみた感想、評価

この「銀河鉄道999」の感動すべく部分は
主人公の星野鉄郎の成長していく

生き様と、そして彼が知る様々な人々の
想いや、人生の終焉と始まりなど、

様々な星々の物語を垣間見ていく、
そんな彼の物語が、この作品の感動を
呼ぶ部分とも言えます。

鉄郎は最初は自分の母親を殺した
機械化された人間に復讐を抱き、

自分に機械の身体をくれる星を探して、
自分の母親の面影を持つメーテルと
共に旅をして行きます。

その旅の中で、鉄郎は少年から
大人へと成長していく事になります。

無限に広がる宇宙に浮かぶ星々。

暗闇の中で輝く命に溢れた星には、
様々な人々が生き、そこにはその星での
物語が存在し、鉄郎とメーテルが

関わる事で、その物語は大きな変化を
もたらしていく事になります。

その星の終焉となる物語なのか、
その星の始まりともなる物語なのか、

それはどんな結末を迎え様とも、
その結末へと歩みを止めずに
歩み続ける人々の物語があり、

それを目を背ける事無く
受け入れていく、そんな鉄郎の

生き様に素直な感動を
感じる事ができます。

少年の好奇心に満ちた冒険心を満たし、
苦くも辛く、切なくとも暖かく感じられる、

星野鉄郎の物語は、時代を重ねた
今の時代においても色褪せる事は無く、

読者を読ませてくれる作品と
なっています。

素直な感動を覚えたい方に、必ず
読んでほしい作品とも言えます。

サイト内で【銀河鉄道999】を検索!

【16位】DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― の作品紹介

タイトル DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 
原作・漫画 三条陸 稲田浩司
出版社 集英社

大人気RPG・ドラゴンクエストの初の
オリジナル漫画作品の

「DRAGON QUEST
―ダイの大冒険―」
を紹介します。

この作品は1980年代の終わりである、
1989年に連載を開始し、1996年まで
連載していた作品です。

1990年代の週刊少年ジャンプの
看板作品ともなり、またあの国民的
RPG作品である、あのドラゴンクエストの

初の漫画作品と、連載当時は話題を
呼び、多くのドラクエファンを
魅了した作品とも言えます。

この世界の内容は、ゲーム
シリーズのドラゴンクエストの設定などを
活かし、ゲームシリーズとは別物の

漫画で楽しむドラゴンクエストとして
連載された作品でもありました。

ゲームをプレイして楽しむべき
RPGを題材に、週刊少年漫画連載と
初の試みである今作。

勇者に憧れを抱く主人公の
少年・ダイが、世界を救う命運を
与えられ、本当の勇者として成長を

遂げていくと、ドラゴンクエストに
込められた、旅の中で成長し、

仲間と共に世界を救うと、壮大な
物語に加え、アクションバトルを

全体に盛り込み、少年ジャンプの
作品に恥じない内容は、
多くの読者を虜にしました。

またこの「ダイの大冒険」は、
本家のエニックスが発行した

コミックスガンガンで連載した
「ロトの紋章」と二分する
人気作品でもあります。

ロマンファンタジーの側面が強い
ロトの紋章とは違い、少年漫画の

王道であるバトルファンタジーとしての
色を強め、ファンタジー作品として
初の熱いバトルを展開する作品として

確立し、後の作品に多くの影響を
与えたダイの大冒険は、週刊少年漫画の
王道作品とも言える傑作です。

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― を実際に読んでみた感想、評価

この物語は、ドラゴンクエストの要素を
取り入れ、ゲーム内の感動を漫画で

伝えることを側面に入れ、漫画を
楽しむRPGファンタジー漫画として
連載されていた作品です。

この物語の主人公である少年・ダイは、
まだ幼いながらもその身の内には、

巨大な力こと「ドラゴンの騎士」の
力を持つ、特別な存在として世界を

救う為に成長していくと、そして旅で
出会った仲間と共に、勇者として

世界を救うと、ドラゴンクエストの
テーマである冒険への成長が
如実に描かれている作品でもあります。

この作品の感動を抱く事の出来る
要素は、登場人物達の
成長と勇気とも言えます。

ただ主人公だけに焦点を当てた
作品ではなく、このダイの大冒険に

登場するすべての人物達──敵・味方
問わずに、それぞれに持つ人生観が、

ファンタジー漫画の中に強く
描かれている事に感動を持ち、

また弱く、小さな存在が、勇気を振り絞り、
巨大な力を持つ敵に挑み、
主人公・ダイを救う等の、そんな脇役な

筈の登場人物達の成長などが、
この作品全体の感動すべく点とも言えます。

冒険を通し、勇者と巨大な存在へと
成長していくダイの物語。

ドラゴンクエストの感動と闘いの中で
成長していく人としての強さを現した
感動の両方を持つ作品です。

サイト内で【DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 】を検索!

【15位】トライガン

トライガン

トライガンの作品紹介

タイトル トライガン
原作・漫画 内藤泰弘
出版社 少年画報社

「血界戦線」でお馴染みの内藤泰弘先生の
デビュー作でもあり、代表作である
「トライガン」を紹介します。

物語は資源の枯渇した地球から他の
惑星へと異星間移民時代を
向かえて居た時代。

ある事故により砂漠の星へと
降りたってしまった人類は砂漠と

熱だけが支配する乾いた星で
過酷な日々を送る混迷の時代。

高額の賞金をかけられてしまった
600億$$の賞金首・ヴァッシュ・
ザ・スタンピードを主人公に、

砂漠の無法地帯で殺さずを突き通す
ガンアクションバトルの
決定作が、この作品です。

SFサイバネスガンアクションを
テーマにした内容と、凄腕の

早撃ちガンマンである主人公の
ヴァッシュが、立ちはだかる強敵を前に、

殺さずに相手を打ち倒していくと言う、
不殺を旨としたガンヒーローを
主役にした今作。

それまでにあったガンアクション
漫画の主人公のイメージを一変させ、

平和主義と博愛主義でおちゃらけな
イメージを持たせるも、その一見明るそうな
性格の裏に抱える、無数の傷を背負うと、

ライトとニヒルさが混同し、ヴァッシュの
魅力を大いに上げています。

また彼を取り巻く個性的なキャラクター
など、見ごたえ十分なガンアクション
漫画として楽しめる逸品。

優しさと強さの両方を覚える事の
出来る名作「トライガン」は、
不朽の名作です。

トライガンを実際に読んでみた感想、評価

今回紹介した「トライガン」の感動すべく
部分は、主人公のヴァッシュに描かれた、
そのキャラクター像とも言われています。

主人公のヴァッシュは人間では無く、
プラントと呼ばれる、人間によって

創りだされた人工の新しい生命体であり、
人間とは違うと、人とは異なる存在で

ありながらも、人間と関わりを
持ちながら、弱気人々を救う為に

活躍すると言うウェスタンガンアクションの
ヒーロー像ではありますが、ヴァッシュは

それまでのガンアクションヒーローとは
違い、別の角度のヒーローでした。

それは相手を殺さずに、生かして
倒すと言う、それまでにはない
ガンアクションのヒーローでした。

それまでのガンアクションヒーローは、
敵対すべく相手は必ず殺害すると、

生殺が常だったガンアクション漫画の
中で、異才を放つ主人公となり、また

例えそれがどんなに凶悪で外道な
相手でも、手心を加え殺さずに

無力化すると、別の角度で
描かれたヒーローでした。

でも彼が生きる世界は法と秩序が
無いに等しい砂漠の惑星であり、

凶悪な犯罪者にはそんな慈悲は自分を
危険にさらすだけの行為としてしか
扱われずに、ヴァッシュは傷つきながらも、

相手を悪人善人問わずに救っていくと、
主人公の純粋な想いが、この作品の
最大の感動すべく部分です。

人を愛するが故に、人でないからこそ、
人を愛し、誰かを救う為に戦い続けると、

傷を負いながらも自分の枷を外すことなく、
無法の世界で生き続けるヴァッシュの
生き様は、読者に深い感動与えてくれます。

サイト内で【トライガン】を検索!

【14位】ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版の作品紹介

タイトル ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版
原作・漫画 川又千秋 藤原カムイ
出版社 スクウェア・エニックス

日本を代表する国民的RPGでもある
「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」は、
1991年のコミックガンガンを支えた、

大人気RPGのドラゴンクエストを
題材にした、漫画オリジナルの
ドラゴンクエスト作品です。

この作品の舞台となるのは
ドラゴンクエストのⅠ・Ⅱ・Ⅲの通称
「ロトシリーズ」を通した物語であり、

時間軸としてはドラゴンクエストⅢの
物語以降の世界を舞台にし、ロトの血を

引く勇者アレルにより、大魔王ゾーマが
倒され、平和な時代を迎えた100年後の
世界が舞台となっています。

勇者アレルの血を引く二人の子供の
ローランとカーメンは王国を築き、

大魔王ゾーマが死の淵で予言した
新たなる脅威に立ち向かう為に、

勇者アレルの血を引く少年アルスが、
かつてアレルと共にゾーマと戦った
3人の仲間達の子孫と共に、

新たなる脅威である異魔神と戦い
世界を救うと、ドラゴンクエストⅢの
ゲームの設定を活かし、漫画ならではの

クオリティと、藤原カムイ先生の
作画により、王道ファンタジーの世界が
そのままに表現されています。

ドラゴンクエストの漫画と言えば、大抵は
週刊少年ジャンプの「ダイの大冒険」を

指す人が多いですが、ファンタジーロマンを
盛り込んだ今作も、また見逃しが惜しい
内容となっています。

二つのドラゴンクエストを読み比べ、
ドラゴンクエストの世界を
充実させてくれる名作です。

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版を実際に読んでみた感想、評価

日本を代表するファンタジーRPGの
代表作品とも言われている

「ドラゴンクエスト」の漫画作品である
「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」は、

スクエアが創刊したコミックガンガンの
看板作品でもありました。

創刊時において、読者に圧倒的に
支持を受ける作品として描かれる事となった
「ドラゴンクエスト」の漫画は、

その制作においては、週刊少年ジャンプの
「ダイの大冒険」とは、一線を置く為の
作品として制作されていきました。

この「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」は
「ダイの大冒険」の相違性を求めた

作品でもあり、主としてファンタジー色の
強い作品として描かれていきました。

「ダイの大冒険」は平たく言えば
週刊少年漫画のバトル作品として描かれ、

「ロトの紋章」は
ファンタジーロマンの作品として
描かれていきました。

またドラゴンクエストⅢのゲーム作品の
設定をそのままに、後のⅠとⅡの

世界観を崩す事や相違点を出さない様に
演出された内容は「ダイの大冒険」とは
違った面白さがあります。

この作品の中での感動は、少年や少女達が
自分達の運命に正面から挑み、出会いや

別れ等を繰り返し、成長し、勇者へと成る
物語を熱く描いています。

巨大な敵である異魔神を倒す為に
成長していく勇者アルスの物語は、

彼を含む、様々な人々のドラマが
盛り込まれ、残酷でもあるも幸福を
守る為に生きる人々の生命に溢れた

物語として表現され、それが読者に
感動を与えてくれます。

ゲームとは違ったドラゴンクエストの
世界を堪能させ、かつてゲームを

楽しんだ感動を思い出させてくれる
傑作です。

サイト内で【ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版】を検索!

【13位】お~い!竜馬

お~い!竜馬

お~い!竜馬の作品紹介

タイトル お~い!竜馬
原作・漫画 武田鉄矢 小山ゆう
出版社 小学館

日本の国民的英雄でもある幕末の
維新成立の立役者でもある、

坂本龍馬を主人公にした漫画作品
「お~い!竜馬」を紹介します。

さて、坂本龍馬って誰?

と、思う方にまずは簡単な説明を。

坂本龍馬とは、幕末こと1800年代に
実在した人物で、土佐の生まれで、

後に貿易会社兼政治組織である
亀山社中こと海援隊の創立し、

幕末の最大勢力である薩摩と長州の
同盟の成立に、徳川の天皇に政治主導を

還す大政奉還の成立などに
尽力した英雄です。

そう現実に自在した人物であり、
幕末物の時代漫画や小説にドラマなど、

数多くの作品が作られる程に、
幕末を代表する英雄の一人。

そんな彼の生い立ちと、後の人生を
描いた作品が、この「お~い!竜馬」です。

小学館の少年ビッグコミックで1986年に
連載が開始され、作者は時代漫画などの
「おれは直角」に「あずみ」や、

ボクシング漫画の「がんばれ元気」などの、
リアルな人間性を追求した作風で有名な

小山ゆう先生であり、原作には、あの
俳優であり、歌手でもある、武田鉄矢が

原作を勤める等、豪華な
作品となっている今作。

坂本龍馬を心から尊敬する
武田鉄矢による全面監修の元で、

歴史では語られる事の無かった
坂本龍馬の幼少期から青年期へと

成長し、侍として彼が駆け抜けた
幕末の時代を描いた、坂本龍馬の

もう一つの伝記漫画としても
楽しめる漫画でもあります。

坂本龍馬を知りたい人や、彼の
魅力に触れたい人に
オススメしたい作品です。

お~い!竜馬を実際に読んでみた感想、評価

「お~い!竜馬」は、坂本龍馬を
主人公にした漫画作品です。

坂本龍馬と言えば、司馬遼太郎の
時代小説などで有名な人物ですが、

この漫画の「お~い!竜馬」では、
坂本龍馬の生誕から幼少期に、

彼が活躍する青年期などを主軸に、
彼の人生をそのままに映したドラマ性の
高い物語として描かれています。

この作品の感動のポイントは、
主人公・坂本龍馬の歩んで行く人生にこそ、
最大の感動が込められています。

幼少期、彼が後の英雄となる、
あの坂本龍馬とは思えない程に

泣き虫であり、またいじめられっ子と、
辛い時期を迎える事となります。

でも誰よりも心優しい少年だった為、
いつしかいじめっ子達からも
慕われる様になり、多くの親友を得ていく

彼ですが、龍馬の生まれた土佐藩には
上士と郷士と言った差別があり、その
差別の為に龍馬は友達を失ってしまいます。

そして…彼が唯一に心を許していた
母である幸の死などを経て、彼は人を

守る為の強さとして北辰一刀流の
免許皆伝の使い手へと成長していきます。

そして青年となり、土佐を出て、
江戸へと発ち、揺れ動く時代の
うねりを垣間見る事となります。

かつては泣き虫だった龍馬が、
一人の男として、そして英雄として

駆け上がっていく中で、数多くの
出会いと別れがあり、親友を失い、

家族と死に分かれる等を繰り返しながら、
前へと歩み続ける彼の物語は、作品を
通しての感動を呼ぶドラマがあります。

坂本龍馬を通して、時代に挑もうとする
心意気の感動を覚えたい人に
オススメしたい漫画です。

さて、坂本龍馬って誰?

と、思う方にまずは簡単な説明を。

坂本龍馬とは、幕末こと1800年代に
実在した人物で、土佐の生まれで、

後に貿易会社兼政治組織である
亀山社中こと海援隊の創立し、

幕末の最大勢力である薩摩と長州の
同盟の成立に、徳川の天皇に政治主導を

還す大政奉還の成立などに
尽力した英雄です。

そう現実に自在した人物であり、
幕末物の時代漫画や小説に

ドラマなど、数多くの作品が
作られる程に、幕末を代表する英雄の一人。

そんな彼の生い立ちと、後の人生を
描いた作品が、この
「お~い!竜馬」です。

小学館の少年ビッグコミックで
1986年に連載が開始され、

作者は時代漫画などの「おれは直角」に
「あずみ」や、ボクシング漫画の

「がんばれ元気」などの、リアルな
人間性を追求した作風で有名な
小山ゆう先生であり、原作には、

あの俳優であり、歌手でもある、
武田鉄矢が原作を勤める等、
豪華な作品となっている今作。

坂本龍馬を心から尊敬する
武田鉄矢による全面監修の元で、

歴史では語られる事の無かった
坂本龍馬の幼少期から青年期へと

成長し、侍として彼が駆け抜けた幕末の
時代を描いた、坂本龍馬のもう一つの

伝記漫画としても楽しめる
漫画でもあります。

坂本龍馬を知りたい人や、彼の
魅力に触れたい人に
オススメしたい作品です。

サイト内で【お~い!竜馬】を検索!

【12位】るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―の作品紹介

タイトル るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―
原作・漫画 和月伸宏
出版社 集英社

動乱終えし明治維新となった新たなる
時代を舞台に描かれる、るろうにとなった

最強の人斬り──緋村剣心を
主人公にした物語「るろうに剣心
明治剣客浪漫譚」を紹介します。

この漫画作品は、和月伸宏先生による
週刊少年ジャンプで連載していた本氏の
代表作でもあり、アニメ化に映画化と

実写映画と舞台など、幅広い活躍と
支持を受ける作品です。

この漫画が連載した当初は、時代物作品の
中で始めての舞台設定となる「明治」が
扱われた事に大きな注目が集まりました。

それまでの時代作品の舞台は決まって、
戦国時代か天下泰平の江戸時代などを

舞台に活躍するサムライ物の漫画が
支流でしたが、サムライの時代が
終わった筈の明治をあえて使い、

その時代で虐げられるか弱き人々の
為に剣を振るうと、かつて最強と謳われた

人斬りを主人公に物語は
揺れ動いていきます。

この作品での主人公の緋村剣心は、
それまでの漫画作品には無かった、

殺さずの主人公としても斬新な設定が
なされ、刀を振るうサムライが、人を
殺める事無くに、巨悪と強敵に

戦い抜いていくと、己に不殺の制約の
固める事により、物語をより面白く
脚色し、また現実に実在した人物などの

組み合わせなどを活かし、当時の
少年漫画の中で新しい形の時代物の
先駆けともなり、また相手を殺さないで

戦い抜く、慈悲に枷を被る主人公像の
見本ともなった今作は、1990年代の

時代物漫画を代表する
秀逸作品とも言えます。

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―を実際に読んでみた感想、評価

この「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」の
中で、最も感動すべき点は、明治となった

サムライの存在が不必要となった時代に
おいて、サムライとして生き、自分がかつて

殺めた人々の贖罪の為に、不殺の剣──
逆刃刀を振るう主人公・剣心の凄絶な

生き様が、この物語の感動すべき
点とも言えます。

かつて剣心は、動乱の幕末の混迷期に
おいて最強の人斬りと謳われた
「人斬り抜刀斎」と呼ばれた剣客でもあり、

明治維新後においてもその名は
知れ渡る程に、多くの伝説を創りだした
存在でもありました。

その剣心が幕末の終焉と共に、
明治となった新たなる時代で、かつて
自分が殺めてしまった人々の贖罪の為、

虐げられる弱き人々の為に、その
圧倒的な力で巨悪を打ち倒していくと、

少年漫画の王道路線を守ってはいますが、
ここで注目すべき点は、剣心の自身の

枷としている不殺がこの物語の
注目すべき点となります。

最強の人斬りである剣心が刀を
振るう事なく、誰一人殺める事なく、

自分の傷を厭わずに、自分を殺そうとする
相手にも、その信念を曲げる事無く、

戦い抜いていくその姿勢に、この物語の
感動すべき想いが込められています。

殺めてしまった人と、自分が重ねてしまった
罪と向き合い、贖罪の為に剣を振るい、

眼に止まる人々を救う為に戦うと、
偽善だと罵倒されても、尚も人々の為に
戦い抜こうとする、剣心のその精神には、

武士道や侍の理想が込められ、その中に
優しさと慈悲などの想いが込められ、

物語の中で見せていくその姿に
感動を感じ得ずにはいられません。

移り変わりゆく時代のサムライとして
生きる、そんな彼の物語。

優しき剣士の物語に感動を見たい人に
オススメな作品です。

サイト内で【るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―】を検索!

【11位】ROOKIES

ROOKIES

ROOKIESの作品紹介

タイトル ROOKIES
原作・漫画 森田まさのり
出版社 集英社

「ろくでなしBLUES」でお馴染みの
作家・森田まさのり先生が、ろくでなし
BLUESの連載終了後に発表した、

次の作品が、今回紹介する
「ROOKIES」です。

この漫画は週刊少年ジャンプの漫画の
ジャンルの中であえて言えば、

野球漫画であり、熱血と青春な野球
漫画作品と思えば、実は学園青春
漫画でもある、学生での青春ドラマの

全てを盛り込んだ傑作として読める、
熱い人間ドラマを描いた名作とも言えます。

そんな熱い人間ドラマが繰り広げられる
物語の主人公となる川藤幸一は、

一言で言えば70年代の学園漫画
作品には、必ず登場していた熱血教師と、

少し時代錯誤な熱く純粋で心優しい
人物でもあります。

でもあまりにもその性質ゆえに、問題のある
素行不良な生徒と真正面から
ぶつかってしまい、教師なのに問題を

起こすこともしばしばと、騒動に暇が
ない人物でもありました。

そんな彼が、以前いた学園で問題行動を
起こしてしまい、新たに復職した学園で、
不良生徒と共に野球部で甲子園を目指すと、

ありふれているようなと、思われる設定で
物語は進んでいきますが、
そのありふれた、使い回されている設定が、

完璧に活かされている部分に、この作品の
面白さが込められています。

不良生徒を更生させると、一見簡単そうな
テーマに思えても、それを感動あるものへと
昇華させる難しさを成した今作。

使い古され、熱血と笑ってしまう
内容を最高のテイストで御送りする

一大巨編である「ROOKIES」は、
圧倒される感動に満ちた傑作です。

ROOKIESを実際に読んでみた感想、評価

「ROOKIES」はテレビドラマで
知っていると言う人も多いですが、原作は

少年漫画でもあり、連載元は、あの週刊
少年ジャンプと、そして作者は不良漫画で

有名な森田まさのり先生とジャンルの
違いに驚いてしまう人も多いと思います。

また本作の内容も、連載当時においては
時代錯誤的な作品として
見られてもいました。

それもその筈、当時においては
熱血学園モノな野球漫画作品は既に
廃れてしまったと見られ、決して

人気の出る作品とは思われては
いませんでした。

またこの作品が連載されていた
時代は、1998年代。

週刊少年ジャンプ内でも、劇画路線の
漫画の変換期とも言われていた頃でもあり、

北斗の拳やジョジョの奇妙な冒険などの、
リアルに描かれた漫画作品からアニメに

近い絵柄が求められる漫画作品が支流と
成る中で、この「ROOKIES」は
連載されました。

かつては王道であった野球漫画や
熱血路線をあえて使い、返還されていく

週刊漫画内において異色を放ち、
その独特な作品の色合いが多くの

感動を与えてくれる名作として
成長したのは、森田まさのり先生が

得意とする、独特な人間ドラマの
表現でした。

熱血先生と言われ、時代錯誤な
教師と思われても、その誠実さは
本物であり、ちゃんと教師として

生徒と向き合う、その真摯な姿は、
不良生徒であろうとも、どんな生徒でも

ちゃんと向き合う熱さが
込められていました。

そんな古き良き熱血漫画の
集大成とも言える今作。

熱血野球漫画で感動したい人に
オススメできる作品です。

サイト内で【ROOKIES】を検索!
1 2 3

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA