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由良くんの10%には秘密があるのあらすじやネタバレを書いています(感想もあり)

由良くんの10%には秘密がある

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 由良くんの10%には秘密がある
原作・漫画 吉田 夢美
出版社 集英社

朝が弱くて太陽も苦手な
イケメン同級生は
実は10%だけ吸血鬼!?

妄想から事実を言い当てた
杏子とは相性もバッチリで、
互いに秘密を共有する仲に……。

とかく辛い話になりがちな
吸血鬼物語に緩さを加えつつも、
「らしさ」も十分に味わえる、

新感覚学園ラブコメです。

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由良くんの10%には秘密があるのあらすじ紹介

いつも朝に弱い様子で、
体育も見学の由良君。

肌も白く、見るからに
太陽が苦手な感じがあります。

そんな彼の様子を見ていた杏子さんは、
実は吸血鬼なのではと考えます。

大胆な推理でしたが、実はそれは
かなり当たっており、由良君は
10%だけ吸血鬼であり、

「稀血」という、吸血鬼を
惹きつける体質の杏子さんは、
由良君と秘密を共有することに。

吸血鬼が狩られるような
時代のことではありませんが、
それでも明確に人と「違う」ことで

苦労を余儀なくされることも
少なくないことを、杏子さんは
改めて知るのでした。

由良くんの10%には秘密があるのネタバレと今後の展開は?

ちょっと夢見がちな女子高生、
杏子さんには気になる
同級生がいました。

それは男子の由良君。

いつも遅刻してきては
眠そうにしており、肌は白く、
丈の長い服を着て、

体育はいつも見学という
ちょっと変わった男子でしたが、
本好きの杏子さんは彼を、

「吸血鬼なんじゃ?」と
疑いをかけています。

周りからは相手にされませんが、
杏子さんは本気でした。

しかし、由良君に関することを
大声で話していたら
よりによって本人に聞かれ、

杏さんはとても焦ることになりますが、
逃げた先で会った由良君は、

手を切った杏さんの血を
「稀血」と評して、
目を赤くしながらおいしそうに
なめ取ってしまうのでした。

彼の話によると、
実際に由良君は吸血鬼一族、

と言っても十割ではなく
先祖からの血を引いているだけで
せいぜい10%程度のこと。

そのため、普通に生活もできるが、
「稀血」には興奮する的なことを
言われた上に、

強力な目力で付き合ってくれと
由良君に頼み込まれ、
一度はOKしたものの、

やはり決心がつかずに
杏子さんは一旦断りますが、

秘密を知ったことで
より近い関係になったことは事実で、

由良君も杏子さんに話したことを
良かったと感じるのでした。

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由良くんの10%には秘密があるの読んでみた感想・評価

非常に丁度良いドキドキ感が
読んでいて心地良かったですね。

多くの場合、吸血鬼となると、
命懸けの覚悟で秘密を守るか、

あるいはフルオープンで、
異種族に寛容な世界で生きるかの
両極端になっていく感じですが、

本作では吸血鬼成分はわずかに
10%、つまりは90%は、
まったく秘密ではない感じで、

普通に友達付き合いもでき、
学校に通うこともできる
由良君を主人公にしており、

その斬新さと日常感が
このジャンルとしては斬新でした。

吸血鬼たちの秘密や、「稀血」の
概念なども、平和な学校生活に
支障が出ないレベルであって、

物語を停滞あるいは破綻させたりせず、
ごくごく自然な形で
日常を楽しめるのが良かったですね。

クールな由良君の内面も、
話が進むにつれて徐々に
分かりやすくなっていき、

やはり薄いとは言え「秘密」の
縛りはやはり強いんだなと
思わせる演出も胸に染みました。

このままどんどん血が薄まれば、
完全に普通の人として
生活できるようにもなりますが、

代が進むにつれて人の数も
また多くなりがちでもあり、
後々の子孫のためにも、

吸血鬼だとバレても
まったく差別がない状況になれば、
といったことも思いました。

由良くんの10%には秘密があるはこんな方におすすめな作品!必見

人間社会の中で異種族が暮らすとなると、
とかく反発や疎外、いじめなどの
目に遭うという展開になりがちです。

そういった作品ももちろんいいのですが、
純粋に異種族ものを楽しみたい方には
不要に話が重くなったりします。

また逆に、一切疎外感がなく、
周囲に受け入れられている展開も、

ほのぼのする反面、種族ごとの
特性とでも言うべきものが見えにくく

ジャンルが好きな方には
肩透かしということもあります。

しかし本作の主人公、由良君は、
何とわずか10%だけ吸血鬼という
非常に「薄い」感じであり、

短時間なら陽にも当たれますし、
普通に食事もできるという
人間が強いタイプですので、

周囲からいじめを受けたり的な
重い展開にはならない一方、
しっかりと「性質」も継がれており、

秘密を共有するが故のドキドキ感も
十分に味わえるという点で、

本作は「吸血鬼もの」として
非常に良く特徴を活かしていて、

伝奇ものだと重すぎるという方にも
適した一作だと言えるでしょう。

お話のテンポはかなり速く、
余計な足踏みなしで様々な
シチュエーションを味わえるのも、
恋愛漫画として面白いですね。

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