[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

蘭と葵のネタバレや感想を書いてます!最終回ってどうなってるのか続きが気になる!

蘭と葵

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 蘭と葵
原作・漫画 上田倫子
出版社 集英社

時は江戸時代初期。

徳川家康が乱世を収めてから
ほどなくの二代目将軍の時代。

立派なくノ一となるべく
結婚を蹴って故郷を飛び出した蘭が
いきついた先はなんと江戸城だった。

そして竹千代の護衛としての
日々が始まる。

実際の歴史を舞台にした
将軍とのラブストーリー!

サイト内で【蘭と葵】を検索!

蘭と葵のあらすじ紹介

物語の始まりは忍者の郷・伊賀から
蘭が結婚を蹴り故郷を飛び出していく
シーンからスタートする。

蘭がいきついた先はなんと江戸城。

まだ幼き竹千代を刺客から
守ったことから、なんと竹千代の
護衛を言い渡されることとなる。

竹千代が成長し徳川家光になり
活躍する様と、

戦国時代は終わったとはいえ
まだまだ続く御家問題や
戦国の内なる乱世。

しかしその中でも確かに
蘭と竹千代(徳川家光)は
愛をはぐくんでいく…。

蘭との恋模様を描く戦国恋絵巻!

蘭と葵のネタバレと今後の展開は?

だれもが知っている竹千代(徳川家光)や
その周辺の実在した人物を織り交ぜながら
構成されている物語。

主人公である蘭が婚約を破棄し、
故郷を飛び出していくことろから
物語は始まっていく。

最初に登場するのは幼き竹千代。

そして竹千代を狙う刺客から
蘭が守ったことが
二人の出会いのきっかけとなる。

しかし周りの大人は蘭も竹千代の命を
狙うものとしてとらえてしまう。

当初ひ弱で自分自身の考えや言葉すら
きちんと話せなかった竹千代も、

蘭の諭しに自らの考えを
言葉を以って伝えるようになる。

そんな毎日のなかで竹千代が蘭を
「女性」として意識していることに
気づいたお福は、

上役に掛け合って
蘭に暇をだしてしまう。

そして一度二人は違う道へと
歩んでいくのだった。

その8年後、なんと竹千代は
家督を継いで
立派な徳川家光将軍となる。

そして葵との再会を果たしたが、
その恋情を忘れられずにいた。

一方蘭には暇を出される前に
江戸城で想い人がいたのだが、

その男性はすでに結婚をし
子供までもうけていたため、

自分だけ時がとまったようだと
感じていた。

しかし、徳川家光から
熱い思いを寄せられていることを知り、
立場の違いから一度は拒むものの、

徳川家光が大奥にもいかず
正室とも夜を共にしないところから
側室となることを受け入れる。

京の公家から正室を設けるも、
蘭に対して熱情を燃やす将軍と、

完全には受け入れきれないが
確かに徳川家光を意識している
くノ一の秘密の恋に、

お互いの家の事情に振り回されながら
愛をはぐくんでいく。

歴史とともに織りなす
恋の行方はいかに…。

サイト内で【蘭と葵】を検索!

蘭と葵の読んでみた感想・評価

歴史を舞台にしたラブストーリーを
初めて見ました。

主人公に対しての感想はまずは
くノ一としてとても凛々しく
美しい女性だなぁと思うと同時に、

「女」であることを捨て去ろうとしても
捨てきれない部分がまた、
いじらしく可愛らしいように映りました。

しかし凛としたその姿に
女としての芯の強さを感じるシーンが
たくさんあったと感じています。

さらに、竹千代の幼いころと
その8年後の成長した姿に
感動したことと、

一方で蘭を思う気持ちに
変わりはないという一途さにも
とても胸をときめかせました。

現代のように好きだから付き合う、
好きだから結婚するという
自由な時代ではなかったからこその

もどかしさや貞操感などは、
近年の少女漫画ではなかなか見られない

貴重なシーンだなぁと思いながら
拝見していました。

さらに、設定としても実際の歴史に
即している部分が多くあるので、
読んでいても読みごたえがありますし、

キャラクターのそれぞれの感情や
思惑が繊細に描かれているので

単純さがなくとても物語を
深く楽しむことができます。

少女まんがでありながらも
戦闘シーンなどが丁寧に
書かれているので、

個人的には和服や刀を構えるシーンなどは
特にきれいな「型」で
描かれていることに感動しました。

それも作者さんの画力の高さが
あってこそだなぁと思います。

とても楽しく読ませて頂きました。

蘭と葵はこんな方におすすめな作品!必見

まずは歴史もののラブストーリーが
好きな女性にはもってこいの
少女漫画だと思います。

実際に存在した人物が出てくるので、

この人が描く将軍像は
こういったものなのかと楽しみながら
読み進めることができます。

さらに、戦うヒロインが好みの
女性にもおすすめです。

凛とした強さをもった蘭という
女性がヒロインなので、

守られるだけじゃダメ!
戦うヒロインが見たい!という女性に
お勧めできる少女漫画だと思います。

さらに、ストレートな表現がされている
部分も確かにありますが、

なんとなく雰囲気で読み手が意図的に
察せられる部分も
多く盛り込まれているので、

御家問題でそれぞれの思惑や忖度を
推測することが楽しいという人にも
おすすめです。

それから和服・和装が
とても上手に描かれています。

さらに剣の構え方なども
女性ならではの繊細な作画であるうえに
綺麗なラインが描かれているので、

和風・和装が含まれる少女漫画が
見たい人にもおすすめできる作品と
いえると思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA