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金平守人のかいつまんでななめからバッサリのネタバレや感想を書いてます!最終回(結末)ってどうなってるのか続きが気になる!

金平守人のかいつまんでななめからバッサリ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 金平守人のかいつまんでななめからバッサリ
原作・漫画 金平守人
出版社 宙出版

様々な名作ギャルゲーのキャラや
ストーリー展開などを思い切りネタにし

予想もしなかったオチに持っていく
ギャグ系アンソロジーです。

ギャルゲーや家庭用ゲームが
熱かったあの頃の空気をぎゅっと
詰め込んだ一冊と言えるでしょう。

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金平守人のかいつまんでななめからバッサリのあらすじ紹介

様々なジャンルで活躍する
金平氏による、ギャルゲーなどをネタにした
アンソロジー集です。

当時話題になった数多くの名作を
ハイテンポかつハイセンスに斬りまくり、

しかもネタにすることを忘れない
エッジの効いた仕上がりは
まさにタイトル通りです。

話の面白さもさることながら画力も高く、
キツいネタでもカラっと笑えます。

KOFやカプコンVSSNKなどの
ストーリーアンソロジーも非常に面白く、

小品集ではあるものの
十分に満足のいく内容です。

金平守人のかいつまんでななめからバッサリのネタバレと今後の展開は?

冒頭から「Kanon」の「あゆ」を
ネタにして好き勝手言いまくる「博士」。

「博士」は、この調子で様々なギャルゲーや
そこに出てくるキャラを斬りまくって

いきますが、本当ではないネタなども
大量に含まれています。

四コマなどに次いで掲載されて
いるのがKOFなどのアンソロジーで、

下記のようなストーリーが
展開されています。

激しさを増すキム・カッファンの
トレーニングに嫌気が差した
チャン・コーハンとチョイ・ボンゲ。

しかしキムには勝てないと踏み、
逃亡することにします。

しかし、チョイの鉄爪での穴堀りも、
チャンの鉄球に乗っての脱出も結局

うまくいかず、ピラミッドがある砂漠の
ある方まで逃げてみても、
そこにはキムがいるという始末。

そこで二人でバラけて逃げることにするも、
ノープランな二人は結局キムの自宅前で

合流という形になってしまい、
そこで大会への参加を知らされます。

彼らの逃げる計画はキムには
お見通しでしたが、さすがに大会当日に
逃げれば裏をかけるだろうと思い、

行動に移す二人でしたが、
そう簡単にはいかないのでした。

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金平守人のかいつまんでななめからバッサリの読んでみた感想・評価

「Kanon」や「ONE」などの
名作ギャルゲーを題材にした
ギャグ系の小品集です。

公的な出版社から出たものではありますが、
かなり強烈なパロディがかかっており、

「うぐぅ」で有名なあのキャラが
大変なことに(エロではありません)
なっていたりと、ファンならば爆笑するか

悲鳴を上げるほどの出来栄えで、
実際私も読んでいてビックリしました。

公式アンソロジーを多く手がけて
いるだけあり、相当熟練の技を

盛り込んで描かれているのが分かる
仕上がりで、特にギャルゲー関係の

ネタの話の末尾に掲載されている
イラストのクオリティは出色と
言っていいものですが、その割に

嘘ネタや茶化しが容赦なく
ねじ込まれているのが凄いところです。

連載時は相当キツい反発が
あったようですが、本作を読んでいけば、
それは決して手抜きがあったからではなく、

むしろ踏み込みが
深かったからだということが分かります。

後半に掲載されているKOFなどの
格闘ゲームのアンソロ漫画も実に

面白く、原作の良さを引き出す力が
感じられたのも個人的には高評価です。

金平守人のかいつまんでななめからバッサリはこんな方におすすめな作品!必見

ウィンドウズ95が発売された前後の
十年ほどの期間だと思いますが、

いわゆる「ギャルゲー」、あるいは
成人向けADVブームというものが
確かに存在しました。

シナリオ進行を主軸とした、いわゆる
「電子紙芝居」形式に特化したための、

練り上げられた脚本に魅力的な
キャラクター、BGMといった基礎的な
面白さに加え、当然性的な描写をも

許容する表現の幅の広さが、多くの
名作を生み出してきました。

家庭用ゲームとスマホゲームが
独自の発展を遂げ、さすがに往時の
勢いが薄れた現代にあっても、

数多くの名作が生み出した「伝説」は
ファンの心に刻まれています。

本作は「Kanon」や「ONE」といった
数多の名作ギャルゲーをネタにした
小品漫画作品集で、当時を知る方なら

一読しただけで懐かしい思いに
浸ることができるのではと思います。

また、話の終わりに描かれている
金平氏の筆によるキャライラストも

とても可愛らしく、原画とはまた違った
「味」があるのが嬉しいところです。

もう話の内容を忘れていたとしても、
マジではないネタが大量に

挟まっているので、ざっくりとした
雰囲気で楽しむことができます。

本作連載中は抗議なども
キツかったらしいですが、今となって
読み返すなら、気合いの入ったファンにも

ライトファンにも嬉しい一冊と
言えるのではないのでしょうか。

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