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銭鬼~借金地獄・銭の復讐~のネタバレと気になる結末は?あらすじや感想もあり!

銭鬼~借金地獄・銭の復讐~

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 銭鬼~借金地獄・銭の復讐~
原作・漫画 庭りか
出版社 ぶんか社

悲惨な生い立ち、貧しい生活、
信じられるものは「金」だけ。

普通に働きながらも金貸しを行い、
周囲から恐れられ憎まれる、
恩田 善子を主人公にした、

従来の「金貸しもの」とは
まったく違う斬新さと
リアリティを持った一作です。

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銭鬼~借金地獄・銭の復讐~のあらすじ紹介

幼少時から両親からいじめ抜かれ、
生活費などに苦しむ
困窮した生活を送っていた恩田 善子。

唯一心が通じ合っていたはずの妹を
守りたいと必死に生きてきましたが、
ひどい状況が続く家庭で起こった

ある悲惨な事件をきっかけに、
妹とも心身ともに離れ離れになり、
善子は金だけを信じるようになります。

普通に働きながらも同僚に金を貸し、
今までとは一転、強い立場になります。

もちろん一般人である善子に、
暴力的な背景はありませんが、
徹底した社員調査と、借り手の弱みを

えげつないほどに抉る取立てによって、
善子は「鬼田」と呼ばれるほど、
恐れられ、憎まれていたのでした。

銭鬼~借金地獄・銭の復讐~のネタバレと今後の展開は?

食品売り場で働く、恩田 善子。

しかし彼女は他の従業員から
「鬼田」とも呼ばれていました。

何故なら善子は雇われている傍ら、
従業員相手に「金貸し」を
やっていたからです。

社員の情報を徹底的にチェックし、
返済の遅れた相手には、
当事者の奥さんにまで取立て、

離婚に値するような情報を
暴露してまで借金の返済を迫る、
彼女の姿勢は徹底していました。

そんな善子の職場に
今岡 美代子さんという
新しい主任がやってきました。

今岡さんは品が良く温和な
年配の女性であり、
金貸しをしている善子を

本気で心配して忠告をするなど、
見た目だけではない優しさを
示し続けていました。

善子は彼女の言葉になど
まったく耳を貸しませんでしたが、
ある日、熱を出してしまいます。

やむを得ず職場を休んだ善子を
今岡さんはすぐにお見舞いし、
自分の息子の武君まで呼んで、

善子を医者に見せてくれました。

体調が回復した後も
武君は善子を見舞い、
次第に親しくなります。

今岡さんは善子に手を上げてまで
金貸し業を中断させ、
やがて武君と善子は入籍しますが、

そのお祝いの席で善子たちは
酔い潰れた武君に対して
ある行動に出るのでした。

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銭鬼~借金地獄・銭の復讐~の読んでみた感想・評価

今まで「闇金ウシジマくん」や
「ナニワ金融道」、そして
「ミナミの帝王」など、

様々な闇金ものの漫画を読破してきた
私にとっても、非常に斬新さと
リアルさを感じる一作でした。

第一のポイントは、何と言っても
主人公の善子です。

彼女はパートタイムで働きつつ、
同僚を相手に「ソフト闇金」的な
金貸しを営む女性であり、

あらゆる面で他の闇金ものとは
異なるタイプの主人公と言えます。

一方で、取立ての容赦のなさや、
金貸しになるまでに経験した
様々な辛い過去など、

多くの闇金もの主人公に共通する
熱く読ませる部分は健在です。

特に、個人的にはもちろん、
背景にも「暴力」を持たない彼女が
「普通に取立てに行く」だけで、

社員たちから強烈に恐れられていたり、
徹底して両親からひどい目に遭い、
必死にかばっていた妹からも、という

彼女のハードな過去はインパクトがあり、
善子に共感できない人をもグイグイと
引きつけていく力強さを感じました。

また、堂々と事務所を構えたり、
数億もの金を右から左に動かすという
ダイナミックな展開が見えない分、

より現実に即したリアル感があり、
説得力があったのも
評価すべきポイントだと思います。

銭鬼~借金地獄・銭の復讐~はこんな方におすすめな作品!必見

いわゆる「金貸し」系の作品は多いですが、
その主人公は皆イカつい男たちであり、
「専業」で闇金業を営むプロたちです。

だからこそ徹底的な追い込みや、
人を使っての長期間の調査などの
専門的なことが可能になるわけですが、

本作の主人公である善子は、
パートの本業をこなしながら、
会社の従業員に対してお金を貸す、

言わば「セミプロ」であり、その額も
今で言う「ソフト闇金」的な感じで、
他の作品にはないリアリティがあります。

もっとも彼女の取立ては、様々な
辛い過去も関係してか、過酷の一言。

少しでも遅れれば容赦なく当事者の
家族のところに取立てに行き、情報も
欠かさずにチェックしていくなど、

まったく隙というものがない上に、
平気で手を汚せるヤバさもあり、
闇金の主人公たるにふさわしい、

ダーティな雰囲気を堪能できる
一作とも言えます。

主人公の背景などについても
非常にじっくりと描いているため、
共感はできずとも納得は可能で、

今までにない斬新さがあり、
しかもリアルさを持った、新感覚の
闇金ものを読みたい方には、

とても適した作品だと思います。

また、彼女にお金を借りるのは
事業家ではない普通の人で
小額だったりもするわけで、

多くの人に近いところで、
本格的なお金の怖さを
描いているところも有意義と言えます。

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