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1・2の3Kのネタバレと実際に読んでみた感想!すごく結末が気になる!

1・2の3K

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 1・2の3K
原作・漫画 おおつぼマキ
出版社 ビーグリー

高校卒業の条件としてスーパーに
勤務し始めた根岸が、ユルくセコく
就職ライフを満喫する!? 

ダメだけれども居心地が良い
スーパー寿川崎店の内側、見せましょう。

スーパーを舞台にした、ちょっと
エッチでお下品だけど面白い、
ドタバタギャグ漫画です。

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1・2の3Kのあらすじ紹介

高校卒業資格と引き換えに
スーパー寿川崎店に勤め始めた
根岸ですが、ユル過ぎる管理のもと、

あらゆるセコいちょろまかしを
続けていました。

刺身や食肉をかすめたりと
やりたい放題の日々を送る彼ですが、

沖縄から来た物産展をやっている
少年のヘルプに入ってくれと
頼まれます。

すると、純朴で都会慣れしていない
平良君と意気投合、力を入れて

助太刀したまでは良かったものの、
翌日も物産展が続くことを忘れ、
タダ同然で売りさばいてしまいました。

もちろん大盛況でしたが、
売れば売るほど赤字が増える
という事態です。

やむなく根岸は一発逆転を狙うべく、
店のお釣り用のお金を拝借して
競馬場に向かうのでした。

1・2の3Kのネタバレと今後の展開は?

高校の卒業資格を得る代わりに、
駅の裏のスーパーで働けという
指示を受ける根岸。

しかしスーパー寿に入った根岸は、
挨拶に行くどころか万引きをかまし、
捕まってしまう始末。

尾行していた先生によって
事なきを得て働き始めますが、

女子寮に入り込んだり、肉や
刺身をちょろまかしたりと
やりたい放題です。

そのため愚痴られた友達も境遇には
まったく同情しませんし、逆に根岸を
別の職場にという流れにもなりません。

そんな中、根岸の勤める川崎店に、
若い女性が入ってきました。

彼女の名前は栗木さん。

明るく快活な女性で、色々と個性が
豊かな根岸たちともうまく
やっている感じです。

実は栗木さんは本社側から
派遣された調査員で、問題点を

洗い出して分析するという極秘任務を
負っていました。

まるでスパイのような自分の立場に
悩む栗木さんですが、しかし川崎店の

不正は冗談のような多さで、報告するにも
多くの時間を必要とするぐらいでした。

そんな中、成り行きで根岸たちと
酒を飲むことになった栗木さんは、

普段とはまた違う顔を
見せることになります。

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1・2の3Kの読んでみた感想・評価

卒業を目前にした高校生に突きつけられた
理不尽な課題、といった導入で始まった
わけですが、読み進めていくうちに

同情ではなく羨望の気持ちだけが
わき上がってきましたね。

集団就職でこちらに来たという新人
女性社員は美人揃いで付き合いが良く、

男子寮と女子寮を隔てるフェンスが
壊れているのでいつでも出入り自由、

職長がいない時は刺身食べ放題と、
実にうまい具合に悪の限りを
尽くしています。

そして、そんな根岸君を取り巻く人たちも
色々とパンチの効いた人材が

揃っているので、ハチャメチャな
彼と波長がうまく合います。

もちろん、現実ではヤバ過ぎるな、
と思えるような不祥事ややらかしも

かなりありますが、本作のエッチながらも
万事ユルい雰囲気のためか、不思議と
ハード過ぎる感じはありません。

本社から送り込まれた栗木さんも
酒グセの悪さを露呈したりして

すっかり「川崎店流」に染まった
感じでしたし、先輩風を吹かせてみた

根岸君によってとんでもない損害が
店にもたらされたりと波乱万丈で
強烈でさえあるストーリーが

展開されていきますが、結局は
お店が楽しい、的なところで

まとまっているようなのが感じ取れて、
読んでいて不思議と悪い気は
しませんでしたね。

実際、こんな店があったら社長は
たまったものではありませんが、

働く側にとっては関係は薄いし、
といった感じの開き直りが不思議な
爽やかさを生んでいましたね。

1・2の3Kはこんな方におすすめな作品!必見

いつもたくさんの食料品が並んでいて、
お値段的にもお得。

スーパーマーケットはまさに
私たちの強い味方と言えます。

しかしその一方で、スーパーを
舞台にした作品は少ないですね。

統計的に見たわけではありませんが、
コンビニものの漫画よりも
少ないかも知れません。

無数の防犯カメラやATM、
コピー機の類がところ狭しと立ち並び、

常に商品の更新が行われている
コンビニの方が「新しい」感じがあり、

またマニュアル化が徹底されているため
プロっぽく見えるのかも知れませんね。

しかし、本作に出てくる根岸君たちが
勤めるスーパーは実に楽しそうです。

えげつないほどの「不適切な」値引きや
怠慢的な勤務等々、明らかにマズい部分は
無数にあり、そこが利益率を

悪くしてもいるのですが、手作り感と言うか、
人の温かみがあると言うべきなのか、

とにかく楽しく仕事をしている感じが
にじみ出ているのです。

もっとも、いきなり勤める予定のスーパーで
万引きをかます根岸君の勤務態度は

ヤバいままで、店の売り上げを競馬に
当て込んだりとやりたい放題が

続いていきますが、それでも何とか
なってしまう雰囲気があるのがこの
川崎店の良いところでしょう。

とは言え、目に余る行為も
いくつかありますが……

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