タイトル | 弱虫ペダル |
---|---|
原作・漫画 | 渡辺航 |
出版社 | 秋田書店 |
弱虫ペダルとは2008年に
『週刊少年チャンピオン』にて
連載している少年マンガです。
最近では、アニメや舞台にもなった
女性の間で密かに
ブームになっている漫画です。
又、映画や実写ドラマ化そして
ゲーム化しておりその人気は
とどまることをしりません。
千葉の高校に通う、オタクで気弱な高校生
『小野田坂道』が主人公。
その小野田坂道が自転車を通じて
友情や強さを知っていく物語です。
弱虫ペダルあらすじ紹介
物語は、千葉県立総北高等学校に入学した
小野田坂道が高校でアニメ研究部に
入ろうとするところから始まります。
小野田坂道は中学時代に
同じ様なオタク友達が居なかった。
高校では友達を作ろうと考え
アニメ研究部に入ろうと考えます。
しかし、部員数減少のため
活動休止中でした。
泣きながら部室のドアを叩いている時に、
この物語のヒロインの
『寒咲幹』に出会います。
小野田坂道は最初、寒咲幹の事を
同じアニメ研究部に入る人と勘違いし
声をかけます。
寒咲幹は『自転車競技部』希望と答えます。
体育会系が苦手な小野田坂道は
あまりいい顔ができませんでした。
しかし別れ際に秋葉原に行くための
バスの時間を教えてもらった事により
寒咲幹のことを優しい人と思います。
寒咲幹のバスの時間という言葉に対して
小野田坂道は自転車があるから
大丈夫と答えます。
小野田坂道は小学校4年生に時に
ママチャリを買って貰ってから
毎週のように約往復90キロある
秋葉原に通ってたのです。
そうして放課後には小野田坂道が
自転車競技部に入る事になる
キーマンの『今泉俊輔』と出会います。
中学時代に自転車競技で活躍していた
今泉俊輔にとって学校の裏にある
斜度20%を超える通称『激坂』をママチャリ。
しかも歌を歌いながら登る
小野田坂道が異質の存在でした。
中学最後の自転車競技の大会で
『御堂筋翔』という人物に
三本の坂で五分以上の差をつけられる。
準優勝になってしまった今泉俊輔。
小野田坂道を気になる要素は
払い落としたいという理由。
そしてもう一度ペダリングが見たい
という理由で勝負を仕掛けます。
結果は途中から本気を出した今泉俊輔の
ギリギリ勝利という形で終わります。
それから数日後関西から引っ越してきた
同級生の『鳴子章吉』と知り合います。
鳴子章吉も自転車競技をしている。
秋葉で小野田坂道とタバコのポイ捨てを
した車を二人で追う事から小野田坂道の
自転車の実力を知ることになります。
この二人との出会いで自転車で走るという
気持ちよさを知った小野田坂道は
自転車競技部に入部します。
知らずに蓄えられた登りの才能を
同じクライマーの先輩『巻島祐介』
の指導によって開花していく物語です。
弱虫ペダルネタバレ・今後の展開
小野田坂道はクライマーという能力を
発揮し一年に一回のインターハイに
出場する資格を得ます。
千葉総北からは三年生の
キャプテン『金城慎護』。
同じく三年生の
エーススプリンター『田所迅』。
同じく三年生のエースクライマー巻島祐介、
オールラウンダーの今泉俊輔と鳴子章吉
と共にインターハイに出場します。
大会の二日目にて田所迅が体調不良により
最下位に落ち絶望した総北チームでした。
しかし小野田坂道の活躍により
見事に田所迅を復帰させる事に成功した。
三日目には初心者とは見えない走り。
強豪高校の『箱根学園』の同じく
一年生クライマーの『真波山岳』を退け、
見事優勝してしまう。
インターハイを終え、
新学期になってからは
小野田坂道は有名人となっていた。
そんな中三年生の巻島祐介が単位を
九月でを終わらせてイギリスに住む
巻島祐介の兄の元へ行くことを知る。
お世話になった人が居なくなったことにより
思うように走れなくなった小野田坂道。
それと同時にほかの三年生が引退、
キャプテンが金城慎護から
二年生の『手嶋純太』に代わる。
そんな中思い出深い峰ヶ山で大会が開かれる。
元手嶋純太の友達である『葦木場拓斗』が
小野田坂道の実力を見るために
大会に出場する。
努力で登る手嶋純太の走りを
見ることによって巻島祐介が居なくなった
穴が塞がり優勝する。
でも巻島祐介のレコードは抜かせなかった。
季節は廻り小野田坂道達は、
二年生に上がり後輩ができます。
人との付き合い方が苦手な小野田坂道は、
後輩から寡黙で怖い先輩と勘違いされます。
そんな中一年生ウェルカムレースの
スターターを任されます。
一人一人の手を握り一年生を
元気付け先輩としての
威厳も出てきています。
新しくインターハイメンバーに選ばれた
三年生のキャプテン手嶋純太。
同じく三年生、
エーススプリンター『青八木一』。
また一年生スプリンター『鏑木一差』と共に
二回目のインターハイに出ることになります。
一日目の最後は
今泉俊輔&鳴子章吉VS箱根学園の
『黒田雪成』と葦木場拓斗のトップ争いでした。
そこに『京都伏見』の御堂筋翔と
京都伏見の一年生『岸神小鞠』が現れます。
三つ巴になった戦いの勝者は
いったい誰なのか。
弱虫ペダル読んでみた感想・評価
弱虫ペダルを読んだ感想としては、
熱くなるの一言に尽きます。
魅力的なキャラが多い分そのキャラの過去が
気になるのが人間の性だと思います。
でもこの漫画にはキャラ一人一人の
ストーリーを描いてくれています。
気に入ったキャラの
これまでがわかることにより
共感したり感動させてくれる作品です。
気弱な主人公が
ひょんなことから強くなるという
ストーリーも私的には高評価です。
インターハイでの戦いでは、
男と男の激しい勝負になります。
仲間で走るという友情ピンチでも
絶対に諦めない勇気などが見えました。
たまにあるギャグも見事に
私のツボで笑わせてもらいました。
個人的に好きなシーンはこれです。
一回目のインターハイの一日目。
田所迅と鳴子章吉と『泉田塔一郎』が
第一リザルトラインを賭けて
スプリント対決するところです。
田所迅の必殺技『酸素音速肉弾頭』が
出たところは何回も読み直して、
何回も鳥肌が立ちました。
他にも色々と魅力的なシーンがあるのですが、
それは実際に読んで決めてほしいです。
おそらくこの漫画を読んでからロードバイクが
欲しくなる人も少なくないと思います。
私も欲しくなった人の一部ですから。
ここまで人を魅了する漫画は
中々無いないと言えるでしょう。
又、この漫画は出てくるキャラが多いですが
個々のキャラが濃いのですぐに覚えられました。
例えば、語尾に『アブ』が付く
泉田塔一郎や関西弁の鳴子章吉、
常にパワーバーを食べている『新開隼人』。
このようにキャラクターによってわかりやすい
特徴があるのもこの漫画の魅力だと思います。
熱いスポコンを読みたい方におすすめ
この漫画は暇な人や
熱いスポコンを読みたい方。
また新しく趣味を探している人に
読んで頂きたいです。
私は、友達の紹介でこの漫画を知りました。
初めは、自転車に興味は無く暇つぶしに
読んでいたのですが三巻をこえた辺りからは、
弱虫ペダルの虜になっていました。
読み終えてからは自転車を始め、
自転車のために禁煙までできました。
最後になりますが、私はこの漫画の事を
一生忘れないと思いますそして、
これからも読み続けると思います。
この記事を読んで
興味を持って頂ければ幸いです。