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【いぬやしきのネタバレ】と感想!あらすじや無料試し読み!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル いぬやしき
原作・漫画 奥浩哉
出版社 講談社

『GANTZ』で有名な奥浩哉さんが
現在連載中のSF作品です。

こちらも『GANTZ』と同様、
冒頭に謎の宇宙人が登場します。

『GANTZ』とは違って地球人と
「星人」との闘いではありません。

とある事故によって機械の体に
なってしまった2人の主人公が争うお話です。

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『王欣太先生の連載作品』
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いぬやしきあらすじ紹介

主人公の1人、
犬屋敷壱郎(いぬやしき いちろう)は
58歳の初老の男性でサラリーマン。

見た目が歳よりも老けているのと
内向的な性格のため、
家族から疎まれる存在。

しかも胃ガンで余命3ヶ月と宣告され、
家族に打ち明けるタイミングを逃して
近所の公園で独り打ちひしがれていた。

突如、謎の宇宙人の
宇宙船事故に巻き込まれます。

同じくその場にいたもう1人の主人公で
高校生の獅子神皓(ししがみ ひろ)
とともに爆死してしまいます。

しかし、不慮の事故を地球人に
知られたくないためか、
彼らの高度な科学力を使用します。

2人は、かつての記憶や精神をそのままに、
機械の体を持つ不死身の生命体
として生き返ります。

彼らが身に付けた力は想像以上に強力。

空を飛べる、
遠隔から複数の人間の殺害ができます。

また不治の病をもつ人間をも
全快させることができます。

おそらく望めばたった一人でも
地球を支配できるほどの凄まじい能力を
持つことになるのです。

しかし蘇った2人は
自分達が持っている力を
だんだん把握していきます。

そこでそれぞれが違う目的で
そのパワーを発揮することになります。

犬屋敷はもともとが
優しい性格です。

図らずも身に付けたその力で、
困っている人々を助けます。

方や獅子神は、まだ高校生。

善悪の判断を正しくできない性格のため、
自らの強大なパワーで、
次々と殺人を犯していきます。

同じ力を持ちながらも、
違う目的のために
生きることになった2人。

今後どのように絡んでいくのか、
どういう結末になるのかが、
本作の見所になります。

いぬやしきネタバレ・今後の展開

謎の宇宙人の科学力によって
蘇った初老のサラリーマンである
犬屋敷壱郎と、高校生の獅子神皓。

外見は普通の人間と変わらないのに、
銃で撃たれても死なない。

しかも全身の至るところから
人間を殺傷可能な武器を発射できる。

果ては空まで飛ぶことができる
自身の能力に最初はとまどいもあります。

犬屋敷は最終的には弱者を救うことを
自分の生きる目的と思い定めます。

街の不良少年やとんでもなく凶暴な
武闘派ヤクザと組員達を再起不能にして
(しかし殺しはしない)弱い人々を救います。

かつ不治の病を持った病人を人知れず
救うなどの善行を行っていきます。

しかし一方の獅子神はその能力を躊躇無く、
他人を殺傷することに利用します。

獅子神の幼馴染で友人だった
安堂直行(あんどう なおゆき)がいます。

彼は安堂をいじめた級友を殺害した
獅子神の異常性に恐怖し、
ついには獅子神と絶交してしまいます。

そして、ひょんなことから
犬屋敷のことを知った安堂。

犬屋敷の純粋さと善行を
目の当たりにしてすっかり感動します。

犬屋敷を裏でフォローする
パートナーになります。

若くて頭が柔らかいせいか、
自分自身の驚異的な能力を
それなりに把握。

次々と悪事を行っていく獅子神に対して、
犬屋敷はまだまだ自身の真の能力の全てを
把握しきれていません。

その隠された能力の可能性、
使用方法などを安堂がアドバイスし、
犬屋敷も徐々に能力を発揮していきます。

やがて犬屋敷は、自分と同じく
強大なパワーで蘇った獅子神と
その行いを知ることとなります。

ついには1日に100人を殺すと
日本中に宣言した獅子神の暴挙を、
犬屋敷は阻止することができるのか?

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いぬやしき読んでみた感想・評価

まず奥浩哉さんの作画は、
『GANTZ』以上に緻密でキレイです。

このアートのような作画を味合うだけでも、
本作を読む価値があると思っています。

ただこの作品、
結構突っ込みどころも多いです。

最初に事故を起こした宇宙人が、
なぜ死んだ2人を機械人間として
再生させたのか。

死んでしまったのなら
一切の痕跡を消して行方不明にしたほうが、
絶対に地球人にはバレないと思うのですが。

地球人に自分達の事故を
隠蔽したいわけです。

こんなスーパーパワーを持った機械人間を、
地球に野放しにするほうが
ヤバい気がするのですが。

しかも死んだ2人は完全に再生しているのに、
犬屋敷の携帯電話(ガラケーです)は、
中身が空っぽの瀬戸物と、なぜか中途半端。

どうせ再生するなら、
その優れた科学力で携帯電話も
再生すりゃいいのに。

さっぱり意味がわからないのです。

ストーリーが進んでいく過程で、
彼ら宇宙人の意図が
明らかになるのでしょうか。

また犬屋敷と獅子神の能力ですが、
さすがに死んだ人間は
生き返らせることは不可能。

ガンなどの不治の病は完治できるのですが、
いくら宇宙人の科学力が高度とはいえ、
そこまではやり過ぎのような。

まぁ、そうはいいながらも、
その美麗な作画で展開される犬屋敷の活躍と
獅子神の残虐さは痛快。

これからこの2人がどのように絡んで、
どのように争っていき、
そして結末はどうなっていくのか。

とても楽しみな作品だと思います。

独特の世界観やバイオレンスな描写など好きな方におすすめ

まず『GANTZ』ファンだった方は、
奇抜なストーリーや残虐さ、
バイオレンスさは同じです。

なのでこの作品も
きっと楽しめると思います。

なお本作は現在7巻まで出ています。

一部のファンの方からは、
ページのコマが大きくて、
かつストーリー展開が遅すぎる。

といった批判もあるようですが、
言われるほど展開が遅いとは思えないです。

奥浩哉さんの緻密な作画は、
むしろ大きいコマのほうが
見やすいのでは、と感じます。

いずれにせよ他の作品にない
奇想天外なSF作品だと思います。

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