タイトル | GS美神 極楽大作戦 |
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原作・漫画 | 椎名高志 |
出版社 | 小学館 |
事務所に届く妖怪退治の依頼、
それを所長の美神と
助手の横島がこなしていく物語です。
妖怪とのバトル的な展開だけでなく、
おキヌを含めた3人による
日常生活時のトラブルも楽しめる作品です。
序盤から中盤はコメディが豊富にあり、
それ以降はバトル要素が多いです。
GS美神 極楽大作戦のあらすじ紹介
悪霊の依頼を受けた美神は、
依頼通り幽霊を除霊し大金を獲得しました。
そして事務所で優雅に
くつろいでいる美神の元に、
幽霊の除霊に関する依頼が届きました。
横島と共に雪山へ向かうと
地縛霊と化している
おキヌの姿を見つけました。
美神の力でおキヌを地脈から解放し、
事務所の仲間として加えることに成功します
おキヌを加えたことにより、
事務所内が綺麗に片付くことに喜ぶ美神。
ですが、彼女が持ち込んだ瓶に
頭を悩ませることになりました。
GS美神 極楽大作戦のネタバレと今後の展開は?
小笠原エミは薄給で雇われている
優良な助手、横島に目をつけ、
言葉巧みに誘い出し事務所へ引き抜きます。
ところが美神とおキヌの活躍により、横島は
再び元の事務所へと戻ることになりました。
これを機に美神は、
横島を見る目をやや変化させていきます。
助手チームが全滅したことにより、
自身の手駒をなくしたエミは
タイガーを助手として雇います。
タイガーは強過ぎるため、普段は
エミの笛でしか能力を発揮できなかったですが
1度は美神を勝つ寸前まで追い込みました。
美神と死津喪比女との戦いは壮絶な物でした
その戦いで何とか勝利を収めた後、
おキヌに対して反魂の術を使用して
生き返らせました。
蘇生に成功したおキヌでしたが、
幽霊の最中に起きた出来事の記憶は
全て失われていました。
そして、氷室家の養女として暮らすおキヌ…
幽霊との結びつきが強かったため、
悪霊達に襲われました。
記憶にかすかに残っていた
美神事務所へ行き、美神へ助けを求めました
この時に記憶を取り戻したおキヌは、
死霊使いとして覚醒し、
再び美神の助手として事務所に住み込みます。
GS美神 極楽大作戦の読んでみた感想・評価
初めは美神の派手な姿に驚きましたが、
霊能者にとっては、その姿を維持するのは
必要不可欠なことみたいです。
しかも、動きにくそうな服装で、
軽快に妖怪退治していくので驚きました。
見た目では人の本質を見抜けないことが、
よく理解できた気がします。
助手の横島は、
美神に惚れていて
お笑い担当という設定に見えました。
笑える場面に必ず横島が出ていたので
そんな風に感じました。
ただ、この漫画は人を成長させていくという
別の要素も隠されていた気がします。
そのおかげか、横島は徐々に成長をしていき
霊能力と強さを身につけていきました。
最初に比べると後半部分は
お笑いが減ったので、
その点に関しては残念だと思いました。
幽霊のおキヌの存在は、
コメディ要素が多かったので登場した時は
毎回笑いを期待しました。
特に横島と一緒にいる場面が面白いので、
おキヌのおかげで
何度か爆笑させてもらいました。
あと、ポルターガイスト現象は、
実際に起きたら怖いと感じました。
GS美神 極楽大作戦はこんな方におすすめな作品!必見
私達が普段住んでいる世界とは違い、
幽霊やお化けの存在や、それらを退治できる
霊能者の存在が一般の人に知られています。
このファンタジーとも表現できそうな、
独特な世界観を味わいたい人には
うってつけな漫画といえます。
普段の会話の中に妖怪という話がすぐに
出てきて、最初は驚くかもしれませんが、
すぐに慣れていくことが可能です。
漫画の中にはバトル的な展開も
多数用意されています。
どちらが勝ってもおかしくないと感じられる
手に汗握る場面も出てきます。
正義が勝つといった話の流れが多いですが、
登場人物の会話の流れが楽しいので、
笑いながら読むこともできます。
なので、笑いを求めている人にも
向いている作品です。
目を覆いたくなる場面はないため、
子供にも読みやすい作品になっています。
恋愛や友情といった漫画には
ありがちな展開も多く、
面白いと感じながら楽しめるはずです。
また、かっこいい男性達も大勢出てくるので、
女性にも人気があります。